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弊社は外壁塗装、屋根塗装の塗装工事専門店です。また塗装工事以外でも屋根カバー工事や外壁カバー工事も専門店として施工いたしております。弊社の地域は水戸市、日立市、ひたちなか市を中心に、その周辺の茨城町、東海村、大洗町、城里町、那珂市、笠間市、常陸大宮市などでも工事を承っております。訪問販売をしない地域密着の施工店と活動してますのでお問い合わせなどあればいつでもご相談ください。

古くから知られる「セメント瓦」とは、屋根材の中でも、コストや耐久性のバランスが良く、昔は多くの住宅で使用しておりました。近年ではスレート屋根などの他の屋根材も増えてきたこともあり、新規でセメント瓦を使うケースが減ってきているのが現状ですが、現在セメント瓦の屋根に住んでいるお方はメンテナンスをどういう風にすれb良いか疑問に感じている方も多いと思います。本日は、屋根建材の「セメント瓦」について解説させて頂きます。

■セメント瓦とは?

セメント瓦とは、セメントと砂を主原料とし、型に流し込んで成形した屋根材のことを言います。製造工程では、高圧プレスで成形された後、表面に塗装を施すことで防水性や耐久性を向上させています。一般的には粘土を焼成して作る陶器瓦やいぶし瓦とは異なり、焼き上げる工程がなく、塗装による仕上げが特徴です。かつてはコスト面と施工のしやすさから、全国の住宅で広く採用されていました。特に、1970年代から1990年代にかけて多くの住宅に使用されており、当時の新築住宅では一般的な屋根材の一つでした。しかし、近年では耐久性やメンテナンスの手間を考慮し、陶器瓦やスレート瓦、金属屋根へと移行する傾向が見られます。そのため、現在では新規生産を中止しているメーカーも多く、補修やリフォームの際には瓦の入手が難しくなるケースもあります。

セメント瓦の屋根を長く維持するためには、定期的な塗装メンテナンスや適切な補修が欠かせません。現在もセメント瓦の屋根を使用している場合は、その特性を理解し、適切なメンテナンスを行うことが重要です。

■モ二エル瓦との違いは?

セメント瓦と似ているモ二エル瓦とは何が違うのかをまとめています。

モニエル瓦は、セメント瓦と同様にセメントと砂を主原料とした瓦ですが、表面にスラリー層(着色セメント層)とクリア塗装が施されている点が大きな違いです。

セメント瓦との違い

  • 表面加工:モニエル瓦には、スラリー層とクリア塗装があり、セメント瓦よりも表面の仕上げが特殊です。そのため、塗装の際にはスラリー層を除去しないと新しい塗装が定着しません。
  • メンテナンス:モニエル瓦は特殊な塗装が必要で、一般的なセメント瓦よりも塗装の手間がかかることがあります。
  • 補修の難易度:モニエル瓦はすでに国内で生産されておらず、補修用の瓦が手に入りにくいため、部分補修が難しい場合があります。

■セメント瓦のメンテナンスのタイミング

劣化が進み、雨漏りや屋根全体の修理が必要になる可能性があります。そのため、適切なタイミングで点検・補修を行うことが重要となります。

セメント瓦は、塗装によって防水性を保っている点を理解しておくと良いかと思います。そのため、塗膜が劣化し始めるとメンテナンスのタイミングと考えてください。特に以下のような症状がある場合は早急なメンテナンスをしてください。

① 瓦の色褪せや塗装の剥がれ

② 瓦のひび割れや欠け

③ コケやカビの発生

■メンテナンスの目安時期

セメント瓦のメンテナンス時期は、使用環境や気候条件によって異なりますが、一般的には以下のタイミングを目安にするとよいですが、一つの目安として、新築または前回塗装から10年~15年を目安にすると良いです。セメント瓦の塗膜は、紫外線や風雨の影響を受けて徐々に劣化します。そのため、新築または前回の塗装から約10~15年経過した時点で、塗装の劣化具合をチェックすることが推奨されます。特に、色褪せやチョーキング現象が見られる場合は、塗装の塗り替えを検討するタイミングです。

■30~40年経過したら屋根の葺き替えを検討

セメント瓦の耐用年数は約30~40年とされています。適切にメンテナンスを行っても、最終的には塗装の繰り返しだけでは維持が難しくなるため、屋根全体のリフォーム(葺き替え)を検討する時期になります。特に、瓦の交換が困難な場合や、屋根の下地まで劣化している場合は、葺き替えを行うことで長期的に安心して住むことができるでしょう。

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