スタッフブログ

水戸市、茨城郡、日立市、東海村、ひたちなか市、那珂市、笠間市にお住まいの皆様、こんにちは。

2024年秋に水戸市東野町・日立市大みか町にOPENしました。

創業96年のKPCグループ【㈱いばらき塗装テック】の本田です。

本日は、「屋根の劣化に伴うトラブルとその対処」についてお話させて頂きたいと思います。

屋根トラブルの主な原因

  1. 経年劣化
    • 屋根材は、長期間にわたり風雨や紫外線にさらされるため、徐々に劣化していきます。特に、アスファルトシングルやスレートなどの比較的安価な屋根材は、10〜20年で劣化が進むことが多いです。
  2. 雨漏り
    • 屋根材や防水層が劣化すると、雨水が建物内に侵入する雨漏りが発生します。特に、屋根の接合部や谷部(屋根の角に水が集中する部分)は、雨漏りが発生しやすい場所です。
  3. 風災や台風などの自然災害
    • 台風や強風によって、屋根材が剥がれたり、瓦が飛ばされることがあります。これにより、雨水が屋内に入り込みやすくなり、雨漏りや腐食が進むことがあります。
  4. 屋根材の破損・ズレ
    • 瓦やスレート、シングルなどの屋根材がズレたり割れたりすることで、隙間から水が入り込むことがあります。これが長期間放置されると、下地まで浸水し、屋根全体に大きなダメージを与えます。
  5. 排水不良
    • 雨樋(あまどい)や排水口が詰まることで、水が正常に流れず、屋根や壁に水が溜まることがあります。これにより、屋根の防水層が破壊され、水が侵入する原因になります。
  6. 不適切な施工
    • 屋根の設置や補修が適切でない場合、早期にトラブルが発生することがあります。特に、接合部や防水層がしっかりと施工されていない場合は、雨漏りのリスクが高まります。

屋根トラブルの具体例と対処法

  1. 雨漏り
    • 対処法: 雨漏りが発生した場合、まずは屋内に侵入している箇所を特定します。その後、屋根の外部から原因箇所を調査し、屋根材の補修や交換、防水シートの貼り直しが必要です。専門業者に依頼することが一般的です。
    • 予防策: 定期的に屋根点検を行い、劣化や破損箇所がないか確認することが重要です。特に接合部や谷部の防水処理は、定期的なメンテナンスが必要です。
  2. 屋根材の割れ・ズレ
    • 対処法: 割れた瓦やズレたスレートは早急に交換する必要があります。部分的な修理で済むこともありますが、広範囲にわたっている場合は、屋根全体のリフォームが必要となることもあります。
    • 予防策: 強風や雪害の後には、屋根材のズレや破損を確認するために、点検を行うと良いでしょう。
  3. カビや苔の発生
    • 対処法: 屋根にカビや苔が発生すると、屋根材の劣化が進む原因になります。これらを取り除くためには、専門の洗浄剤を使用したクリーニングが必要です。高圧洗浄を用いる場合は、屋根材にダメージを与えないように注意が必要です。
    • 予防策: 屋根材の防藻・防カビ塗料を塗布することで、カビや苔の発生を予防できます。
  4. 雨樋の詰まり
    • 対処法: 枯れ葉やゴミが詰まることで雨樋が機能しなくなり、雨水が溜まってしまうことがあります。これが原因で屋根や外壁が劣化することもありますので、雨樋の清掃が必要です。
    • 予防策: 定期的に雨樋をチェックし、詰まりがないか確認しましょう。落ち葉対策のネットを設置するのも有効です。
  5. 風災による屋根材の剥がれ・破損
    • 対処法: 強風で屋根材が剥がれたり飛ばされた場合は、早急に修理を行いましょう。台風など自然災害による損傷は、保険でカバーできる場合もあるため、保険会社への連絡も検討してください。
    • 予防策: 定期的な点検と、特に災害が予想される前に屋根の状態をチェックすることが重要です。また、瓦や屋根材の固定を強化することも有効です。

屋根トラブルの予防策

  1. 定期的な点検とメンテナンス
    • 屋根は常に外部にさらされているため、定期的な点検とメンテナンスが必要です。特に、5年に一度は専門業者による点検を行うことで、早期にトラブルを発見できます。
  2. 適切な屋根材の選択
    • 地域の気候条件に合わせた屋根材を選ぶことが大切です。雨が多い地域や台風が頻発する地域では、耐水性や耐風性の高い屋根材を選ぶと安心です。
  3. 屋根塗装のメンテナンス
    • 塗装は、屋根材の劣化を防ぐために重要な役割を果たします。防水機能や遮熱機能を持つ塗料を定期的に塗り直すことで、長持ちさせることができます。

まとめ

屋根トラブルは、早期発見と適切な対処が建物全体の保護につながります。雨漏りや屋根材の破損などのトラブルを放置すると、屋内へのダメージが進行し、修理費用も増大する恐れがあります。定期的な点検やメンテナンス、適切な屋根材の選択が、屋根トラブルの予防と対策の鍵です。

まとめ

建物の屋根は、私たちの安全と快適な生活を支える大切な存在です。しかし、その屋根が劣化すると、私たちの日常に様々なトラブルが巻き起こります。雨漏りに悩まされたり、カビや藻が生えたり、断熱性能が低下して快適さが損なわれたり……。

そんな問題に直面すると、心配や不安が募りますよね。そうならない為にも、定期的な点検やメンテナンスを行い、雨漏りやカビの発生を未然に防ぎましょう。

そして、色褪せや断熱性能の低下などの問題に直面したら、すぐに専門家に相談することが大切です。ほとんどの人は『まだ大丈夫』と先延ばしにしてしまいます。私もこの業界にいなければきっとそうだったと思います。。じゃあなぜ、そうではなくなったのか。

それは、先延ばしにすることで大きく損をしてしまうということを知ったからです。早期発見・修理することで工事の費用はもちろんですが、電気代なども節約することができます。

行動するなら早いければ早いほど良い!これに尽きます。。

この記事を読んで『もしかしたら、うちも…』なんて思った方が居たなら、これをきっかけに家全体の劣化状況をチェックしてみるのもいいかもしれません。

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創業96年のKPCグループ(郡山塗装グループ)の㈱いばらき塗装テック|プロタイムズ水戸中央店|日立店(大みかショールーム)は、茨城県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームなどお家リフォームにかかわることは全て対応しております。もしご相談やお困りごとなどございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

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