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【水戸市】【日立市】塗装工事の色選びで失敗しないコツは?
2025.08.13
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屋根リフォーム
外壁塗装
水戸市、茨城郡、日立市、東海村、ひたちなか市、那珂市、笠間市にお住まいの皆様、こんにちは。
創業96年のKPCグループ【㈱いばらき塗装テック】の和地です。

今回のブログでは、屋根塗装や外壁塗装を行う際の「色選び」についてご紹介いたします!
塗装工事が終わった後、「違う色にすればよかったかも」「なんだか思っていたのと違うかも」、そのようなことは避けたいですよね💦
そうならないためにも、色選びの際に失敗しないようにするにはどうすればいいのかご紹介いたしますので、ぜひ参考にしていただければと思います!
失敗しないためのコツは?
✔配色は「60–30–10」の黄金比でまとめる
外壁や屋根の色選びは、全体のバランスが重要となります。おすすめは60–30–10の法則を使用することです。
10%:アクセントカラー(玄関まわりや帯)→ネイビーやチャコールなど引き締め色を少量
60%:ベースカラー(外壁の大部分)→落ち着いたベージュや薄いグレーなど、中明度・低彩度
30%:サブカラー(2階部分やバルコニーなど)→ベースより1〜2段暗い色でメリハリ
色は多くても3色+素材(木・タイルなど)に抑えると、まとまりやすくなります。
✔明るさ(LRV)を意識する
色の明るさを示す指標を「LRV(Light Reflectance Value)」と呼びます。
高いLRV(明るい色):新築感が出ますが、汚れや雨筋が目立ちやすい傾向があります。
低いLRV(濃い色):引き締まって見えるますが、熱を吸収しやすく退色や白化が目立ちやすいことも。
中間の明度:汚れが目立ちにくく、退色も緩やかでおすすめです。
✔艶について
塗装には「艶あり」「半艶(5分艶)」「艶消し」などがあります。
艶あり:耐候性は高めだが、光沢が強く下地の凹凸も目立ちやすい。
艶消し:落ち着いた雰囲気だが、汚れやすい傾向。
5分艶:程よい光沢と落ち着きがあり、バランスが取れている。
艶についても知識を持っておくことで、失敗しにくくなるかと思います。
✔屋根との相性を先に考える
屋根色は外観全体の印象を左右します。そのためポイントをご紹介いたします。
- 屋根を外壁より1〜2トーン暗くすると安定感が出やすい。
- 屋根がこげ茶・赤茶系:ベージュや砂色、温かみのあるグレーと相性◎。
- 屋根が黒・ダークグレー系:ライト〜中明度のグレーやオフホワイトが映える。
✔サッシ色との調和も重要
既存のサッシ色に外壁色を合わせると統一感が出ます。
- 白サッシ:明るめ〜中明度グレーが合わせやすい。
- ブロンズ系サッシ:ベージュやブラウン、グレージュが自然に馴染む。
- 黒サッシ:モノトーンや濃色でも引き締まった印象に。
✔現場での色確認
小さな色見本のみで判断するのは、失敗してしまう傾向があります。
- A4サイズ以上の塗り板を用意する
- 晴れの日・曇りの日、朝・昼・夕で屋外確認
- 家の外壁や屋根、サッシに実際に当てて写真を撮る
- 道路からの見え方も確認する
これらを行うことで、より安心していただけるかと思います。
よくある失敗は?
真っ白・真っ黒の色を選んだ場合、中明度に寄せると汚れや退色が目立ちにくい傾向があります。
またアクセント色を広く塗ってしまったということも。これは面積効果でより濃く見えるため、10%以内が目安となっています。
サッシや玄関色と不調和が起きてしまったケースもあるため、先に既存部分の色を基準に決めることをおすすめします。
配色パターン
実例1:ナチュラル定番
- 外壁ベース:グレージュ
- サブ:ライトトープ
- 屋根:ダークブラウン
- 付帯:こげ茶→ 木目ドアやブロンズサッシに調和し、経年変化も穏やか。
実例2:上品モノトーン
- 外壁ベース:ライトグレー
- サブ:ミディアムグレー
- 屋根:チャコール
- アクセント:ダークネイビーや無垢木→ 黒サッシと相性抜群で、都会的な印象に。
実例3:和モダン
- 外壁ベース:砂色
- サブ:薄鼠
- 屋根:黒茶
- 付帯:焦げ茶→ 和瓦や植栽と馴染み、落ち着きある雰囲気。
最後に
今回は、色決めについてご紹介いたしました!いかがだったでしょうか?
ぜひ参考にしていただければとても幸いです!
最後までご覧いただきありがとうございました🌻
外壁塗装・屋根塗装はいばらき塗装テックへ♪
創業96年のKPCグループ(郡山塗装グループ)の㈱いばらき塗装テック|プロタイムズ水戸中央店|日立店(大みかショールーム)は、茨城県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームなどお家リフォームにかかわることは全て対応しております。もしご相談やお困りごとなどございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。