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【水戸中央店・日立店】ひび割れの原因と補修方法
2024.08.21
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外壁塗装
水戸市、茨城郡、日立市、東海村、ひたちなか市、那珂市、笠間市にお住まいの皆様、こんにちは。
2024年秋に水戸市東野町・日立市大みか町にOPENを予定しております、創業96年のKPCグループ【㈱いばらき塗装テック】の齋藤です。
今回は、建物の劣化症状の一つ、「ひび割れ(クラック)」についてご説明させていただきます。
1.ひび割れ(クラック)の種類と原因
ひび割れ(クラック)は2種類あります。
・ヘアークラック
幅0.3mm未満・深さ4mmのひび割れは「ヘアークラック」と呼ばれています。
髪の毛のような細いひび割れのため、塗膜に多く見られますので緊急性は低い状態となっています。
・構造クラック
幅0.3mm以上深さ5mmのひび割れは、「構造クラック」と呼ばれています。
大きいひび割れになりますと、建物の構造に影響を及ぼす可能性
が高いため、早急なメンテナンスが必要になります。
また、横方向のひび割れは水を面で受けてしまうため、縦方向と比べて水が浸入しやすく
なりますので、小さなひび割れでも横方向の場合は注意が必要です。
ひび割れの原因は大きく分けて3点あります。
①外壁の経年劣化
外壁の劣化が進んでしまいますと、外壁の表面にひび割れが発生していきます。
外壁に起きるひび割れの多くは、経年劣化が原因となります。
また、シーリング材の経年劣化によって、外壁にも影響を及ぼします。
②地震や車などの揺れによる影響
外壁材やつなぎ目部分が地震による揺れに耐えきれなかったり、
電車やトラックが通った時、交通量の多い道路付近に家がある場合、
振動が地面を通じて外壁に伝わることでひび割れが発生する恐れがあります。
③外壁塗装による不良施工
不良施工の一つとして、塗装の乾燥時間が原因ということが挙げられます。
塗装工事というのは、「下塗り→中塗り→上塗り」の3工程で進められますが、
1工程ごと、1回塗った後に塗料が乾くまでの時間「塗り重ね乾燥時間」が、
塗料ごとに定められています。
塗り重ね乾燥時間を守って塗装をしなければ、塗料の性能が十分に発揮されず、
ひび割れといった劣化症状が起きてしまいます。
2.ひび割れが起きやすい箇所
①窓サッシの周り
窓サッシの周りは、ひび割れで多く見られる箇所の一つです。
扉や窓などの開口部は建物の構造上、上下左右に負荷がかかりやすい部分になっています。
四隅からひび割れが発生し、放置すると雨水が浸入して悪化する原因となります。
②外壁材を固定している釘の周り
外壁が気温の変動によって膨張収縮を繰り返して、
固定している釘が浮いてしまう劣化症状があります。
浮いた釘の隙間から雨水が浸入して、周囲からひび割れが発生する恐れがあります。
③シーリングのひび割れ
窯業系サイディングボードやALCといった外壁材のつなぎ目部分に「シーリング」という
柔らかいゴム状のものが充填されており、防水処理や緩衝材としての役割があります。
また、シーリング材には可塑剤という、弾力性を持たせるための添加剤が入っており、
この可塑剤が揮発すると弾力がなくなるため硬化してしまいます。
そして、外壁材の動きに追従できなくなってひび割れが発生してしまいます。
ひび割れた部分から、雨水が浸入し外壁材の
ひび割れにもつながってしまう恐れがあります。
3.ひび割れの補修方法
ひび割れの補修方法としまして、3つの方法があります。
①0.2mm未満のひび割れ「シール工法」
0.2mm未満のひび割れは、硬質エポキシ樹脂や
可とう性エポキシ樹脂などでシールする工法を行います。
②0.3~1.0mmのひび割れ「樹脂注入方法」
0.3~1.0mmのひび割れは、ひび割れ箇所にエポキシ樹脂を
注入して補修する工法を行います。
③1.0mm以上のひび割れ「Uカット方法」
1.0mm以上のひび割れには、U字型にカッティングを行い、
可とう性エポキシ樹脂やシーリング材を充填する工法を行います。
4.まとめ
いかがでしょうか。今回は、建物に起きる劣化の一つ、「ひび割れ(クラック)」
についてご説明させていただきました。
「自分の家にひび割れが起きている」、「このひび割れは早急に補修しなきゃなの?」
といったお悩みがございましたら、ぜひいばらき塗装テックにご相談ください!!
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創業96年のKPCグループ(郡山塗装グループ)の㈱いばらき塗装テック|プロタイムズ水戸中央店|日立店(大みかショールーム)は、茨城県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームなどお家リフォームにかかわることは全て対応しております。もしご相談やお困りごとなどございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
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ブログ執筆者
株式会社いばらき塗装テック 営業/施工管理
齋藤優衣
カラーコーディネーター