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【水戸中央・日立店】金属屋根の特徴と劣化症状
2024.08.08
屋根リフォーム
水戸市、茨城町、日立市、東海村、大洗町、ひたちなか市、那珂市、笠間市にお住まいの皆様、こんにちは。
2024年秋に水戸市東野町・日立市大みか町にOPENを予定しております、創業96年のKPCグループの㈱いばらき塗装テックの齋藤です。
今回は金属屋根の特徴と劣化症状について説明していきます!
1.屋根材の種類
住宅で使われる屋根材には
・スレート瓦
・モニエル瓦
・セメント瓦
・和瓦(いぶし瓦・無釉瓦・陶器瓦)
・金属屋根
・アスファルトシングル
などの種類があります。
ここでは、”金属屋根 ”について説明します。
2.金属屋根の特徴
金属屋根には素材によって、
・ガルバリウム鋼板
・銅板
・カラー鉄板
などの種類があります。
1㎡あたり約5~6㎏と屋根材の中でも最も軽いです。
耐震性や施工性に優れ、
耐水性・耐熱性が高い素材となっています。
しかし、金属素材で熱を帯びやすいため、
断熱性には期待ができません。
また、素材によっては、雨風などで音が発生しやすく、
遮音性が低いことも特徴の一つです。
3.金属屋根の劣化症状
金属屋根の劣化症状は多くありますが、大きく4点に分けて説明します。
①金属屋根の色褪せ
経年劣化や紫外線の影響により、表面の塗膜が薄く、
くすんだようになっている部分を色褪せといいます。
屋根を紫外線や水から守るために塗装が施されています。
その塗膜の性能が低下して、
防水切れを起こしている可能性が高いので、メンテナンスが必要です。
②塗膜の剥離
経年劣化により、塗膜が剥がれて素地がむき出しの状態になることがあります。
塗膜が剥離してしまうと、屋根の素地が出てきて素地の部分から雨水が浸入し、
錆の発生や屋根材に穴が開いてしまう恐れがあります。
③屋根材の変形・へこみ
金属屋根は厚みが少なく、熱による膨張収縮が激しい屋根材です。
強風で物が飛んでへこみが発生する、
気温が高いと熱による変形が起こる場合があります。
へこみや変形した部分に塗膜の剥がれが生じたり、
水が溜まって錆の要因になり、穴が開く恐れがありますので、
早急なメンテナンスが必要です。
④サビの発生
経年劣化が進行すると、サビの発生に繋がります。
塗膜が剥がれた箇所やアンテナ部分、屋根材に使用する
ボルトやビスから錆が発生し、
雨水がその錆も一緒に下へ流れてしまうため、
発生していない箇所にも錆が出てくる
「もらい錆」という現象が起きてしまいます。
金属屋根の厚みは約0.3㎜しかないため、
穴が開くまで時間はかかりません。
放置してしまって穴が開いてしまうと、
葺き替えや重ね噴き等の高額なメンテナンスが必要ですので、
少しの錆であれば、錆を取り除くケレン作業を行ってから塗装をしますが、
錆がひどい場合は、十分に取り除くことができない場合があります。
ですので、サビの出始めが塗装できる限界の状態になります。
4.最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は、金属屋根について説明させていただきました。
耐久年数を延ばすためには、防錆加工・防水加工など、
定期的なメンテナンスが必要になります。
住宅に関してお悩みがありましたら、ぜひいばらき塗装テックにご相談ください!!
お客様とのご縁を大切に喜びと安心、そして感動をご提供できるような工事を行ってまいります。塗装のプロフェッショナル集団として誠心誠意対応させていただきます。
福島県、栃木県にてグループ合計11店舗展開の㈱いばらき塗装テック
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ブログ執筆者
株式会社いばらき塗装テック 営業/施工管理
齋藤優衣
カラーコーディネーター