スタッフブログ
外壁塗装工事 模様塗装②
2025.08.16
イベント
リフォーム工事
水戸市、茨城郡、日立市、東海村、ひたちなか市、那珂市、笠間市にお住まいの皆様、こんにちは。
2024年秋に水戸市東野町・日立市大みか町にOPENしております、創業96年のKPCグループ【㈱いばらき塗装テック】の宮本です。
本日は引き続き模様塗装についてお話いたします
通常の塗装工事ではものたりないというかたへ
塗装工事で見た目をガラッと変えませんか?
今回はWB工法についてお話居ていきます。
①模様塗装WB工法
🎯 WB工法とは?
WB工法(Water Barrier工法またはW Block工法)とは、
スズカファイン株式会社が開発した窯業系サイディングボード用の多彩模様仕上げ塗装システムです。
特に、既存のサイディング外壁の意匠性を損なわずに、
まるで新築時のような模様や立体感を再現できる塗装工法として注目されています。
🧱 工法の仕組み(塗装工程)
WB工法の基本的な仕上げは、以下の4層構造です。
工程 | 使用材料 | 目的・内容 |
---|---|---|
1. 下塗り | WBアートシーラー | 既存外壁との密着性を確保、吸い込み防止 |
2. ベース塗り(主材A) | WBアートA | 下地色の形成(全面に均一に塗布) |
3. 模様塗り(主材B) | WBアートB(専用ローラー使用) | 特殊ローラーにより模様や凹凸感を再現 |
4. 仕上げ塗り(クリヤー) | WBアートSi(シリコン)またはWBアートF(フッ素) | 紫外線や汚れからの保護、艶出し・艶消し対応可 |

🎨 WB工法の特徴
特徴 | 詳細 |
---|---|
🎨 意匠性の再現 | 石材調・木目調など、既存のサイディング柄を活かした多彩仕上げが可能。塗りつぶしでは得られない立体感が出せる。 |
🛡 耐候性・耐久性 | 最上層にクリヤー塗装(シリコンまたはフッ素)を施すことで、10年以上の耐久性を確保。 |
🧼 低汚染性 | 親水性によるセルフクリーニング効果で、汚れが雨で流れやすい。 |
🔧 専用施工制度 | 専用技術講習を受けた「認定施工店」のみが施工できる制度で、品質が安定している。 |
🧩 色柄バリエーション | 複数のパターンや色を組み合わせることで、個性のある外観に仕上げることができる。 |
📌 WB工法の種類(仕上げ別)
種類 | 特徴 |
---|---|
WBアートSi | シリコン系クリヤー仕上げ。標準グレード。 |
WBアートF | フッ素系クリヤー仕上げ。耐候性がさらに高い。 |
WB多彩仕上げ(WB242シリーズなど) | 模様の変化や柄の種類が豊富なライン。石調などに対応。 |
📷 仕上がりの見本(例)
仕上げ例 | 特徴 |
---|---|
ランダム柄 | ランダムな石調模様で重厚感あり |
ブロック調 | 直線的で都会的な印象 |
木目調 | ナチュラルな雰囲気(難易度高) |
※実際の見本は、施工業者やメーカーのカラーサンプルブックで確認可能。
⚠ 注意点・デメリット
内容 | 説明 |
---|---|
🧑🏭 施工難度が高い | 特殊なローラーと技術が必要で、施工には熟練が求められる。 |
📋 認定制度あり | スズカファインの認定施工店でないと使用・施工ができない。 |
💰 コストは高め | 一般の単色塗装よりも手間と材料がかかる分、費用も高くなる。 |
✅ WB工法が選ばれるシーン
- 意匠サイディングのデザインを塗りつぶしたくないとき
- 高級感を演出したい住宅や店舗外装
- 築10年以上経過し、意匠性+防水性を両立したい場合
📎 関連情報
対応不可例:モルタル壁、金属系サイディング、劣化が激しい外壁には不向きな場合あり
対応外壁材:主に窯業系サイディング(塗膜劣化やチョーキング状態に応じた下地処理が必要)
また特殊なローラーを使い施工いたします。
🎨 WB工法に使用するローラーの種類と特徴
WB工法には、スズカファインが指定する専用ローラーを使います。これにより、多彩模様や立体感を再現でき、製品の本来の意匠性が表現されます。
🧰 主なローラーの種類
名称 | 用途 | 特徴 |
---|---|---|
WBローラー(WBローラー1号・2号など) | 模様出し(WBアートB塗布時) | 模様の表現専用。柄や形状により模様パターンが異なる。繊細な模様から粗い石調模様まで再現可能。 |
一般ローラー(ウールローラーなど) | 下塗り・ベース塗り(WBアートシーラー、WBアートA、クリヤー塗料など) | 平滑な塗膜を作るための通常ローラー。模様出しには使用しない。 |
🔧 WBローラーの仕組み(模様出し専用ローラー)
WBローラーは、一般的な毛のあるローラーではなく、スポンジ状や切り込み付きの特殊素材で作られており、以下のような特徴があります。
- 凹凸のある形状 → 塗布時に模様をランダムにつける
- 泡状スポンジや不織布素材 → 吸い込みすぎず、適量の塗料を保持
- 塗料の載り方・転がし方で模様が変わる → 職人の技量によって風合いに個性が出る
📏 ローラー使用時の注意点
注意点 | 内容 |
---|---|
✅ 専用ローラー以外は使わない | 他のローラーでは模様が出せず、WB工法として認められない仕上がりになる |
✅ 模様の転がし方向に注意 | 同じ方向・同じ圧で均等に転がすと「人工的すぎる模様」になり、自然な仕上がりにならない |
✅ 模様の重なり・リズム感を意識 | 無造作に転がすとムラになったり、不自然な模様になる |
✅ 劣化や硬化したローラーはNG | スポンジの硬化で模様がうまく出なくなるので、定期的な交換が必要 |
外壁塗装・屋根塗装はいばらき塗装テックへ♪
創業96年のKPCグループ(郡山塗装グループ)の㈱いばらき塗装テック|プロタイムズ水戸中央店|日立店(大みかショールーム)は、茨城県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームなどお家リフォームにかかわることは全て対応しております。もしご相談やお困りごとなどございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
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ブログ執筆者
株式会社いばらき塗装テック 営業/施工管理
宮本彩斗
一級土木施工管理技士補|一級建築施工管理技士補|二級建築施工管理技士