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今回はベランダ防水で欠かせない「シーリング」の重要性についてお伝えいたします!

シーリングの重要性

ベランダの防水施工では、現状の劣化状況や既存の材質によって一番効果的かつ適した方法で行うため使用材料など種類は様々です。

今回ご紹介するシーリングは防水塗料ではなくベランダ各所に存在する取り合い部にも注視する必要がございます!

笠木と手擦りの接着面や外壁部との取り合い、ハウスメーカーさんによっては床面の周囲にもシーリングが打設されています。

※下記の4枚の画像を参照ください

1.笠木と手擦りの取り合い部

2.外壁と手擦りの取り合い部

3.外壁と笠木の取り合い部

4.床面周りのシーリング

これらのように打設されているシーリングも紫外線の影響で、約10年以上経過すると、徐々に劣化が始まります。

このシーリングを放置するとひび割れや亀裂、またシーリング全体が痩せてしまい隙間から雨水が侵入する恐れがございます。

お時間がある時に一度お家のベランダの床面だけでなく、各箇所の取り合い部などベランダ周りをご確認すると早期発見に繋がり雨漏れを未然に防ぐことができます!

ベランダシーリングの施工方法

↓実際にベランダのシーリング施工中の写真を掲載いたします↓

こちらは施工前の写真です↑

亀裂が大きく入っているのが見受けられます。

このまま放置するとどれだけ床面が防水性能が高くても、このような別の亀裂から雨水が入り込む恐れがございます。

こちらはマスキングの写真です↑

マスキングテープは、シーリング材を充填する際に周囲を汚すのを防ぐために使用します。また、綺麗にシーリングが打設できるよう予めマスキングテープでラインどりを行います。

こちらはシーリング材を充填している写真です↑

綺麗にシーリングが打設できるよう予めマスキングテープでラインどりを行います。

こちらは充填したシーリング材をヘラで押さえている写真です↑

シーリング材を目地底から充填したらヘラ等でしっかりと押さえて、 シーリング材を目地の隅まで行き渡らせる効果がございます。

接着性の向上とシーリング材内部に入った空気の追い出しを行うことにつながります。

ヘラ押さえの後には均し作業を行い仕上げます。 シーリング材の表面が滑らかに仕上がるように丁寧にヘラ均しを行います。

施工後の写真です↑

とても綺麗に仕上がり、防水性能も向上したと共に見栄えも良くなりました。

雨漏れはわずかな隙間でも雨水がじわじわ入り込み、蓄積されることでいつの間にか内部に侵入します。

一度お時間があるときにベランダ周りの点検を行ってみてください。

無料で診断させていただきます!!

少しでも気になる部分がございましたらお気軽にお問合せ下さいませ。

ブログ執筆者

大掛祐紀の写真

株式会社いばらき塗装テック 営業/施工管理

大掛祐紀

二級建築施工管理技士|二級土木施工管理技士(補)|外装劣化診断士|カラーコーディネーター|有機溶剤取扱者

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