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【水戸市・日立市・ひたちなか市】シリコン塗料について
2025.05.27
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屋根塗装・外壁塗装をお考えの方であればシリコン塗料やフッ素塗料、最近では無機塗料といった名称を聞いたことがあるかと思います。
実際に屋根塗装や外壁塗装のお見積をとった方の中にはシリコン塗料をおすすめされた方もいるかもしれません。

シリコン塗料は価格帯や性能など総合的に見てもコスパの良い塗料で「シリコン塗料」という括りでも様々な塗料が販売されています。
そこで今回は、シリコン塗料について詳しくご説明いたしますので、特に塗装をご検討されている方は塗料選びの参考にしていただけたら幸いです!
シリコン塗料とは
シリコン塗料とは、樹脂の主成分にシリコンを使用した塗料のことを指します。

シリコンは屋根外壁塗料で一番多く使用されている塗料で、なぜ人気があるのかというと対候性と価格帯のバランスが良く、コストパフォーマンスが非常に高いことです。
1.特徴
シリコン塗料の特徴として、主流な塗料であることもあり、多くのメーカーが様々な製品を開発しています。そのため種類が多く、その中から状態やご希望にあった塗料を見つけやすくなります。
シリコン塗料は種類が多く、カラーバリエーションも豊富なので、条件になったものを探しやすいのもシリコン塗料の魅力です。
しかし種類が多すぎて、同じシリコン塗料であってもメーカーや機能によっては価格が異なりやすい製品でもあります。
2.種類
シリコン塗料をはじめ、塗料には「水性」と「油性」の塗料が存在し、その中では「1液型」と「2液型」と種類があります。
ではこれらの大きな違いとは?

水性塗料・油性塗料の違い
水性塗料と油性塗料の異なる点は、希釈する液体が水か溶剤かということです。

水性塗料は水で薄めて使用する場合があり、多少の臭いはあるもののそこまで気になるレベルの臭いはありません、
油性塗料はシンナーなどの溶剤で希釈する塗料で、使用する箇所、用途に応じて使い分けますが、何より使用できる建材が多いのが特徴です。
1液型・2液型の違い
外壁塗装に使用されるシリコン塗料は、1液型と2液型があります。大きな違いとして、硬化剤が最初から含まれているかどうかです。

1液型の塗料は硬化剤が内容成分に含まれており、すぐに使うことができます。硬化剤と混ぜる必要がないため、希釈率の間違いや攪拌不足がなく品質が一定に保たれやすいです。
2液型の塗料は使用直前に硬化剤を混ぜる必要があります。1液型に比べて2液型の方が耐久性が高くなるのが特徴です。しかし、硬化剤と一度混ぜるてしまうと固まってしまうので保管はできないため注意が必要です。
3.機能性
シリコン塗料の中で価格帯が幅広くあるのには「機能性」の違いが大きな要因となっています。
例えば防カビや防藻の機能性があるもの、そこに遮熱性が追加されたもの、最近人気が高いのは低汚染性(セルフクリーニング)と呼ばれる汚れが非常に付きにくい機能性の高いものがあります。
やはり機能性が多くある方が価格は上がってしまいますが、ただ塗装するだけでなく何を重要視して塗装するかがポイントになってきます。
お家はそれぞれ立地条件が異なり、お家の悩みごとは人それぞれ異なるため、耐用年数だけにとらわれずどんな機能性が+αでほしいのかも考えておくと良いでしょう。
まとめ
これまでご説明した通り、シリコン塗料と言ってもその種類や機能、耐候性など様々な種類がございます。
一概にシリコン塗料だから安心という訳でなく、「どのような機能性がよいか」「耐候年数はどれくらいか」などしっかりと重視するポイントを軸に塗料選びを行っていきましょう。
塗装リフォームは高い買い物なので、安易に決めずに専門業者の話を聞いて何の塗料をどれくらい使うのかなど細かく聞いておくと失敗も防げます。
弊社も無料でお家の診断、お見積りを行っておりますので、もしお困りであればお気軽にご連絡くださいませ。
お客様とのご縁を大切に喜びと安心、そして感動をご提供できるような工事を行ってまいります。
ブログ執筆者
株式会社いばらき塗装テック 営業/施工管理
大掛祐紀
二級建築施工管理技士|二級土木施工管理技士(補)|外装劣化診断士|カラーコーディネーター|有機溶剤取扱者