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【水戸市・日立市・ひたちなか市】屋根金属カバー、屋根塗装の耐用年数、費用について
2025.04.12
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屋根リフォーム
水戸市、茨城郡、日立市、東海村、ひたちなか市、那珂市、笠間市にお住まいの皆様、こんにちは。
創業96年のKPCグループ【㈱いばらき塗装テック】の大掛です。
屋根のリフォーム工事と思い浮かべると「塗装」と思い浮かぶ方が多いと思いますが、実は塗装工事の他にカバー工事、葺き替え工事など様々な施工方法がございます。
今回は特に屋根リフォーム工事でメインの施工となる「塗装」「カバー」の二つの違いとそれぞれのメリット、デメリットについてご説明いたします。
屋根カバー工法と屋根塗装の違い
屋根カバー工法と屋根塗装では実際にどちらが自分のお家に適しているのか分からない方も多いのではないでしょうか?
実はどちらの工事が適しているかは、屋根の使用建材や劣化状態、また雨漏りの有無などによっても変化します。
屋根カバー工法
屋根カバー工法は、既存の屋根材を撤去せずに新しい屋根材を既存屋根に重ねる工法です。

一般的に使用されるカバー材はガルバリウム鋼板と呼ばれる丈夫で軽い屋根材を使用します。その他、 各メーカーから様々なカバー材の商品が出ております。また近年ではこのカバー材に断熱材が入ったものが流通して断熱効果や防音効果が向上いたします。
何より耐久性が高く、平均的には30年程度は持つことや、メーカーからの穴空き、錆保証も15~25年程度(使用材料、メーカーにより異なる)付いてくるため安心です。
屋根塗装
屋根塗装はその名の通り、屋根にローラーや刷毛を使用して塗装することです。屋根に塗料を施すことで、美観を向上させると同時に、屋根を長持ちさせるメンテナンス方法です。

主な目的は、屋根材の劣化を防ぎ、屋根の寿命を延ばすことにあります。特に、紫外線や雨水、風などの外的要因から屋根を保護する重要な役割がございます。
屋根塗装に使用する塗料には様々な種類の塗料があり、塗料によって特化した機能性があります。汚れに強い低汚染性や熱に強い遮熱性、長持ちする耐候性に優れた塗料など多機能塗料があるが、機能性が高いほど金額も高くなります。
また、屋根塗装はカバーに比べると耐候年数が少ないため定期的に行うことが必要です。
塗装のタイミングとして、一般的には新築後10年〜15年を目安に初めての塗り替え時期がやってきます。その後は使用した塗料によりますが約10年~20年ごとにメンテナンスを行うことが推奨されています。
費用
屋根カバー工法と屋根塗装の違いについてご説明しましたが、今度は実際に屋根カバー工法と屋根塗装の費用はどれくらい違うのかが重要になってきます。
では費用相場、そして比較するとどれくらいの金額の差がでるか見ていきましょう。
一般的な相場
一般住宅の屋根カバーの相場は約90万円~160万円程度です。
これは屋根サイズ(平米数)は勿論ですが、使用する材料(断熱材の有無など)によって大きく変わってきます。
塗装ではカバーと同平米数の場合、使用する塗料で大きく価格も変動しますが、平均して約35万円~65万円程度になります。
屋根カバー工法と屋根塗装の費用を比べると、約50万円~100万円程度の差があることが分かります。

屋根カバー工法は施工に必要な屋根の部材が多いため、屋根塗装より施工金額が高くなります。
また近年物価の上昇でカバーに使用する金属が高騰していることで将来的には更に高くなる可能性もございます。
まとめ
これまで説明した通り、屋根カバーは初期費用は高いものの、耐用年数が非常に長いため、長期的なスパンで考えればコストパフォーマンスが良いです。
そして屋根塗装はカバーに比べると費用は安く済みますが、カバーより耐用年数が短いため定期的なメンテナンスが必要です。
お家の屋根状態によって選択肢も変わってくるので、まずは専門業者に診断してもらい、一番適した施工を行いましょう。
弊社でも無料で屋根の診断、お見積りを作成いたします。もし現状の屋根にご不安がある方はお気軽にお問合せくださいませ。
ブログ執筆者
株式会社いばらき塗装テック 営業/施工管理
大掛祐紀
二級建築施工管理技士|二級土木施工管理技士(補)|外装劣化診断士|カラーコーディネーター|有機溶剤取扱者