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屋根カバーと葺き替えの違い 【水戸市・日立市・ひたちなか市】
2025.02.20
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水戸市、茨城郡、日立市、東海村、ひたちなか市、那珂市、笠間市にお住まいの皆様、こんにちは。
2024年秋に水戸市東野町・日立市大みか町にOPENしました。
創業96年のKPCグループ【㈱いばらき塗装テック】の長沢です。

屋根カバー工法(重ね葺き工法)とは、既存の屋根材の上に新しい屋根材をかぶせる方法です。現在の屋根を撤去せずに施工できるため、工事の手間が少なく、コストを抑えられる点が特徴です。
メリット
- 工期が短い
既存の屋根を撤去する必要がないため、通常の屋根葺き替えよりも工期が短くなります。 - コストが抑えられる
廃材の処分費用がかからず、撤去作業の人件費も削減できるため、総費用を抑えられます。 - 断熱性・防音性が向上
屋根が二重構造になることで、断熱性や防音性が向上します。 - 屋根の強度が増す
新しい屋根材を重ねることで、耐久性が向上し、雨風からの保護性能が強化されます。
デメリット
- 重量が増す
既存の屋根の上に新たな屋根材を乗せるため、建物の構造によっては耐荷重の問題が生じる可能性があります。 - 下地の劣化を確認しにくい
既存の屋根を撤去しないため、下地の劣化や雨漏りの原因を正確に確認できない場合があります。 - 適用できる屋根材が限られる
屋根カバー工法は主に金属屋根に適用されるため、瓦屋根などには向いていません。
屋根葺き替え工法とは?
屋根葺き替え工法とは、既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に交換する方法です。古い屋根材を取り除くため、下地の補修や点検ができるというメリットがあります。
メリット
- 下地の補修が可能
屋根の下地部分(野地板や防水シート)まで確認できるため、劣化部分をしっかり修復できます。 - 屋根の軽量化ができる
古い屋根材を撤去するため、軽量な屋根材に変更すれば建物全体の耐震性を向上させることができます。 - 新築同様の仕上がり
すべての屋根材を新しくするため、見た目や耐久性が向上し、新築同様の状態になります。
デメリット
- 費用が高い
屋根材の撤去作業、廃材の処分費用、工期の長さなどにより、屋根カバー工法よりも高額になります。 - 工期が長くなる
既存の屋根をすべて撤去するため、工事期間が長くなり、天候の影響も受けやすくなります。 - 施工中の雨漏りリスク
既存の屋根を取り除いた後に新しい屋根を施工するため、雨天時には雨漏りのリスクが高まります。
どちらの工法を選ぶべき?
屋根カバー工法が向いているケース
- 既存の屋根がスレートや金属屋根であり、劣化が比較的軽微な場合
- 予算を抑えつつ、屋根をリフォームしたい場合
- 工事期間を短縮し、できるだけ早く施工を完了させたい場合
- 断熱性や防音性を向上させたい場合
屋根葺き替え工法が向いているケース
- 屋根材が瓦や、劣化が激しいスレート屋根の場合
- 屋根の下地が傷んでおり、補修が必要な場合
- 耐震性を高めるために、軽量な屋根材へ交換したい場合
- 長期的なメンテナンスコストを抑えたい場合
まとめ
屋根カバー工法と屋根葺き替え工法の違いについて解説しました。それぞれにメリット・デメリットがあるため、自宅の屋根の状態や予算、目的に応じて最適な工法を選ぶことが大切です。屋根のリフォームを検討している方は、専門業者に相談し、適切な方法を選びましょう。
どちらの方法を選んでも、屋根のメンテナンスは建物全体の寿命に大きく関わる重要な要素です。適切なタイミングで施工し、安全で快適な住環境を維持しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは次回のブログでお会いしましょう!!
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創業96年のKPCグループ(郡山塗装グループ)の㈱いばらき塗装テック|プロタイムズ水戸中央店|日立店(大みかショールーム)は、茨城県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームなどお家リフォームにかかわることは全て対応しております。もしご相談やお困りごとなどございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。