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シーリングの特徴 【水戸市・日立市・ひたちなか市】
2025.02.09
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外壁塗装
水戸市、茨城郡、日立市、東海村、ひたちなか市、那珂市、笠間市にお住まいの皆様、こんにちは。
2024年秋に水戸市東野町・日立市大みか町にOPENしました。
創業96年のKPCグループ【㈱いばらき塗装テック】の長沢です。

外壁塗装に使用する塗料が地球環境に及ぼす影響とその解決策
外壁塗装は、建物を美しく保つだけでなく、耐久性を向上させる重要な役割を果たします。しかし、使用する塗料によっては地球環境に悪影響を及ぼすことがあり、持続可能な選択が求められています。本記事では、外壁塗装に使用される塗料の環境への影響と、それを軽減するための解決策について詳しく解説します。
1. 外壁塗装に使用する塗料の環境への影響
外壁塗装に使用される塗料は、大きく分けて「油性(溶剤系)塗料」と「水性塗料」の2種類があります。それぞれの環境負荷について見ていきましょう。
(1)VOC(揮発性有機化合物)の排出
油性塗料には揮発性有機化合物(VOC)が多く含まれています。VOCは塗装中に空気中に放出され、大気汚染の原因となるだけでなく、人体にも悪影響を及ぼす可能性があります。VOCは光化学スモッグの一因となり、地球温暖化にも影響を与えることが指摘されています。
(2)水資源や土壌汚染への影響
塗装作業後の洗浄水や余った塗料が適切に処理されずに流出すると、水質汚染や土壌汚染を引き起こす可能性があります。特に、油性塗料に含まれる化学物質が地下水に浸透すると、長期的に生態系に悪影響を及ぼします。
(3)製造・廃棄時の環境負荷
塗料の製造過程では、大量のエネルギーが消費され、二酸化炭素(CO2)の排出につながります。また、廃棄時に適切な処理がなされないと、有害物質が環境に流出し、生態系に悪影響を与える可能性があります。
2. 環境負荷を軽減するための解決策
外壁塗装による環境負荷を減らすためには、塗料の選択や施工方法の工夫が重要です。具体的な解決策を紹介します。
(1)低VOC・水性塗料の使用
環境負荷を低減するために、低VOC塗料や水性塗料を選ぶことが推奨されます。水性塗料は溶剤系塗料と比べてVOCの排出が少なく、人体や環境への影響が軽減されます。最近では、耐久性や仕上がりの面でも油性塗料と遜色のない水性塗料が増えており、選択肢が広がっています。
(2)エコ認証を受けた塗料の活用
環境に配慮した塗料には、エコマークやグリーンガード認証などの環境認証を受けた製品があります。こうした製品を選ぶことで、環境負荷を抑えつつ、安心して使用することができます。
(3)適切な廃棄とリサイクル
塗装後の余った塗料や洗浄水は、適切に処理することが重要です。自治体のルールに従い、適切な処理施設へ持ち込むことや、塗料メーカーが提供するリサイクルプログラムを利用することで、環境負荷を減らすことができます。
(4)高耐久塗料の選択
頻繁に塗り替えを行うと、そのたびに環境への負担が増してしまいます。耐久性の高い塗料を選び、メンテナンスの回数を減らすことで、長期的に環境への負荷を抑えることができます。
(5)施工業者の選定
環境に配慮した施工を行う業者を選ぶことも、重要なポイントです。エコフレンドリーな塗料を推奨し、適切な廃棄方法を実施している施工業者を選ぶことで、より環境に優しい塗装工事が可能になります。
まとめ
外壁塗装に使用する塗料は、美観や保護の面で重要な役割を果たしますが、VOCの排出や水質汚染、廃棄時の環境負荷など、さまざまな環境問題を引き起こす可能性があります。しかし、低VOC塗料の使用や適切な廃棄、高耐久塗料の選択など、さまざまな解決策を取り入れることで、環境への影響を軽減することができます。
施工業者と施主が協力し、環境に配慮した選択をすることで、持続可能な社会の実現に貢献できるでしょう。外壁塗装を行う際には、環境への影響も考慮し、できるだけ負荷の少ない方法を選択することが求められます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは次回のブログでお会いしましょう!!
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創業96年のKPCグループ(郡山塗装グループ)の㈱いばらき塗装テック|プロタイムズ水戸中央店|日立店(大みかショールーム)は、茨城県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームなどお家リフォームにかかわることは全て対応しております。もしご相談やお困りごとなどございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。