スタッフブログ
凍害とは??【日立市】【水戸市】【ひたちなか市】
2024.10.13
スタッフブログ
水戸市、日立市、ひたちなか市、茨城町、東海村、那珂市、笠間市にお住まいの皆様、こんにちは。
2024年9月6日に水戸市東野町・日立市大みかにOPEN致しました、創業96年のKPCグループ【㈱いばらき塗装テック】の金村です。
窯業サイディングは建てられているお家が非常に多いですが、建材にはメリットデメリットがございます。その中で最も多いのが『凍害』と呼ばれる劣化症状です。
凍害の定義
凍害(とうがい)とは、水分が外壁の内部に浸透し、氷点下の温度で凍結⇒膨張を繰り返すことによって、外壁の構造が破壊される現象を指します。水分の体積が大きくなったり小さくなったりを繰り返して、外壁の塗膜がその動きに耐え切れず割れる・剥がれるなどの症状を引き起こすというような内容です。この繰り返しが外壁に深刻なダメージを与え、劣化を進行させます。
また、凍害=寒冷地というようなイメージがある方も多くいらっしゃいますが、決してそのようなことはありません。茨城県の水戸市やひたちなか市、日立市でも凍害の発生事例は沢山目にします。
凍害が発生するメカニズム
なぜ外壁に凍害が発生してしまうのか?のメカニズムをご説明します!
①水分の侵入:外壁の隙間やひび割れ箇所などから、雨や雪、湿気などが内部に浸透します。特に、直貼り工法で建てた窯業系サイディングの外壁の場合だと、内部の水分抜けにくい性質があるため湿気によると凍害発生が多く見られる傾向にあります。
②凍結・膨張:気温が氷点下になると、浸透した水分が凍結し、体積が約10%前後膨張します。
③圧力の発生:凍結した水分が外壁内部で圧力を生じさせ、ひび割れや剥離を引き起こします
④繰り返しのダメージ:凍結・融解が繰り返されることで、外壁の劣化が進行します。
凍害の兆候
凍害は外壁に様々な兆候をもたらします。以下のサインを見逃さずに早い段階でメンテナンスすることが大切です。
- 外壁のひび割れ
- 塗膜の剥離や膨れ
- 外壁材の変色やシミ
- 外壁の表面がざらつく
診断方法
専門家による診断がベストが、ご自分で確認できる簡単な方法もありますので、ご紹介します!
- 目視確認:ひび割れや剥離をチェック。
- 触診:外壁の表面を手で触って、ざらつきや浮きを感じるかどうか。
- 防水性テスト:霧吹きなどで水をかけて吸水速度を確認します。水がコロコロと流れ落ちるようなら合格です。反対にジワジワと外壁に浸み込んでいる様子が見受けられた場合はメンテナンスが必要なサインです。
凍害対策の施工方法
続いては、施工方法について解説していきます。
1. クラック補修
外壁のひび割れ部分に専用のシーリング材を充填し、防水性能を高めます。これにより水分の侵入を防ぎます。外壁の側面は防水性が無い為、凍害以外にも様々な劣化症状を引き起こす可能性があります。
2. 塗装による防水
外壁を塗装する事で、塗膜が雨水の侵入を防いでくれます。また、防水性に特化した塗料を使用することでより高い効果を期待できます!
しかし、正しい施工方法で塗装しないと保護するどころか、塗装したことで新たな不具合が発生する可能性もありますので、信頼できる業者選びが大切です。
4. 断熱材の追加
外壁の内部に断熱材を追加することで、外気温の影響を減少させ、凍害のリスクを低減します。また、断熱材の追加はエネルギー効率も向上させ、冬場の暖房費の節約にもつながります。エアコンの設定温度が一度変わるだけで、年間約10%の節電効果が期待できます。
5. 定期的なメンテナンス
やはり、定期的に専門家による点検を受けることも重要です。専門的な視点で外壁の状態を把握し、早期に対策を講じることできることで大きな被害を防ぐことができます。劣化症状にも様々な種類があるため、簡単に目視で確認できるものから専門家の視点・専用の器具を使用しなければ発見できないものまで様々です。
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創業96年のKPCグループ(郡山塗装グループ)の㈱いばらき塗装テック|プロタイムズ水戸中央店|日立店(大みかショールーム)は、茨城県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームなどお家リフォームにかかわることは全て対応しております。もしご相談やお困りごとなどございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
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