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【水戸市】【日立市】 屋根のパミールを専門家が解説
2024.08.17
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リフォーム工事
屋根リフォーム
水戸市、茨城郡、日立市、東海村、ひたちなか市、那珂市、笠間市にお住まいの皆様、こんにちは。
2024年秋に水戸市東野町・日立市大みか町にOPENを予定しております、創業96年のKPCグループ【㈱いばらき塗装テック】の金村です。
屋根材も色々な種類がございますが、屋根塗装ができない屋根材と言うのがございます。いわゆるノンアスベスト屋根です。そしてその中で、下記写真のパミールという屋根材がございます。
パミールとは??
パミールとは、ニチハ株式会社が1996年から2008年まで発売していた屋根材です。。
アスベストが及ぼす健康被害の面から法律が変わった際に、セメントのつなぎ材料として使われていたアスベスト繊維の代わりにパルプ繊維を使用するという画期的な屋根材として販売されたものです。
パルプ繊維は軽量化・瓦の踏み割れ防止としての効果は発揮したのですが、水分を吸いやすいという特徴から経年とともに屋根材がミルフィールのように層間剝離してしまう、釘頭が腐食してしまうという不具合が多く事例として発生しております。
一般的にパミールは、おおよそ7年程で写真のように剥離がはじまり10年でボロボロになるほど耐久性に大きな問題がございます。ちなみにパミールは現在製造中止になっています。
パミールの見分け方
パミールの屋根先は凸凹の形をしており、凸と凹の幅が等間隔になる特徴です。また、屋根材をずらすと上記の写真の通り「パミール」との文字が書かれています。
メンテナンス方法
屋根のメンテナンスには「塗装」「カバー工法」「葺き替え」という3つの方法がありますが今回のパミールについては塗装での対応はできませんのでカバー工法か葺き替えの2択になります。すなわち塗装は完全にできないと考えてください。
写真はパミール屋根を屋根カバーで施工したお家の事例です。
ビフォー写真
アフター写真
使用した屋根カバー材は、稲垣商事のヒランビー220です。
外壁塗装・屋根塗装はいばらき塗装テックへ♪
創業96年のKPCグループ(郡山塗装グループ)の㈱いばらき塗装テック|プロタイムズ水戸中央店|日立店(大みかショールーム)は、茨城県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームなどお家リフォームにかかわることは全て対応しております。もしご相談やお困りごとなどございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
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ブログ執筆者
株式会社いばらき塗装テック 店長
金村信人
二級建築施工管理技士|外装劣化診断士