スタッフブログ

水戸市、茨城郡、日立市、東海村、ひたちなか市、那珂市、笠間市にお住まいの皆様、こんにちは。

2024年秋に水戸市東野町・日立市大みか町にOPENしております、創業96年のKPCグループ【㈱いばらき塗装テック】の宮本です。

こんにちは

いばらき塗装テック宮本です。

本日は軒天張替工事についてお話いたします。

軒天は塗装でという意見も多いですが

中には張替の場合があります。

軒天張替工事とは

軒天(のきてん)とは、屋根が外壁よりも外側に突き出している部分(軒裏)の天井板を指します。雨や日差しを遮ったり、外壁を守ったり、通気口を設けて屋根内部の湿気を逃がす役割があります。
軒天張替工事とは、この 軒天部分の劣化・破損を修繕するために古い軒天を撤去し、新しい材料に交換する工事 を指します。


張替工事の流れ(一般的な手順)

  1. 劣化部分の確認・撤去
    腐食や浮きのある軒天材を剥がす。
  2. 下地の補修
    下地木材が腐っていれば交換や補強。
  3. 新しい軒天材の取付け
    ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)、化粧合板、金属パネルなどを使用。
  4. 通気口の確保
    換気孔を設けることで屋根裏の湿気対策。
  5. 仕上げ塗装(必要に応じて)
    防水性・美観を高めるために塗装仕上げ。

よく使われる軒天材

  • ケイカル板(ケイ酸カルシウム板):不燃性・耐水性に優れ、現在最も一般的
  • 化粧合板:木目調で美観は良いが、耐水性がやや劣る
  • 金属パネル(アルミ・ガルバリウム):耐久性が高くメンテナンス性に優れる

工事を行うメリット

  • 雨漏りや腐食の予防
  • 外観の美観回復(家全体が新しく見える)
  • 屋根裏の換気改善による耐久性アップ
  • 害虫被害防止(穴あき放置でハチや鳥の巣を防げる)

🔧 軒天を張り替える必要がある状況と理由

1. 軒天にシミ・変色が出ている場合

  • 状況:雨染みのような茶色いシミ、黒ずみが広がる
  • 理由:屋根や外壁から雨水が回り込んでいる可能性が高い。放置すると軒天材の腐食やカビの繁殖につながる。

2. 軒天が剥がれ・浮いている場合

  • 状況:板がたわんでいる、部分的に剥がれて垂れ下がっている
  • 理由:湿気や雨水の影響で接着力が低下。落下の危険があり、外観も損なう。

3. 軒天が割れて穴があいている場合

  • 状況:軒天材が割れて隙間や穴ができている
  • 理由:その穴から雨水や虫(ハチ、シロアリ)、鳥が侵入しやすく、屋根裏の劣化を早める。

4. カビや腐食が進んでいる場合

  • 状況:黒カビ・緑色の藻が広範囲に発生、木材部分が腐っている
  • 理由:通気不足や雨水の浸入が原因。放置すると建物内部の木部や屋根材まで腐食する恐れ。

5. 屋根裏の換気不良が起きている場合

  • 状況:夏場に屋根裏が極端に暑い/湿気がこもりやすい
  • 理由:軒天の換気口が塞がれていたり、腐食で機能していない。結果として屋根材や断熱材の劣化を早める。

6. 美観が著しく損なわれている場合

  • 状況:外観から見える軒天がボロボロ・黒ずんで家全体が古く見える
  • 理由:軒天は外からよく見える部分。劣化したまま放置すると資産価値や見栄えが大きく低下する。

✨ 張替えが必要な理由(まとめ)

  • 安全性:落下事故や害虫侵入を防ぐ
  • 耐久性:雨水や湿気による建物全体の劣化を防ぐ
  • 美観性:外観を清潔で新しい印象に保つ
  • 換気性:屋根裏の通気を確保し、屋根・断熱材の寿命を延ばす

工事後軒天のメンテナンス方法

🧽 軒天張替後に綺麗に保つポイント

1. 定期的な清掃

  • 年に1~2回程度、ほこり・クモの巣・虫のフンを落とす。
  • 水で濡らした柔らかい布やスポンジで拭き取り、汚れがひどい場合は中性洗剤を薄めて使用。
  • 高圧洗浄は水の侵入リスクがあるため、基本的に避ける。

2. 塗装で保護

  • 張替え直後に塗装仕上げをしている場合は、塗膜が防水性・防カビ性を高めてくれる。
  • 10年前後を目安に再塗装を検討すると、美観と耐久性を維持できる。

3. 通気口のチェック

  • 軒天に換気孔がある場合、ゴミやホコリで塞がっていないか確認。
  • 通気が悪いとカビや結露の原因になる。

4. 雨漏り・水回りの点検

  • 軒天が劣化する大きな原因は「雨水の回り込み」。
  • 屋根・雨樋・外壁の定期点検を行い、水の侵入を防ぐ。

5. 防虫対策

  • 軒天に小さな隙間ができるとハチや鳥が巣を作ることがある。
  • 穴や隙間を見つけたら早めに補修。
  • 防虫塗料や防鳥ネットを併用することも効果的。

6. 素材ごとの注意点

  • ケイカル板(一般的な軒天材):吸水性があるため塗装仕上げで保護することが重要。
  • 化粧合板:湿気に弱いので、特に定期的な塗装メンテが必要。
  • 金属パネル:サビ防止のため、キズや剥がれを早めに補修。

🌟 まとめ

軒天張替後は

  • 定期清掃(ホコリ・クモの巣除去)
  • 防水・防カビ塗装の維持
  • 雨漏り・通気口のチェック
  • 隙間や穴の早期補修

を意識すれば、美観と耐久性を10年以上保つことができます

外壁塗装・屋根塗装はいばらき塗装テックへ♪

創業96年のKPCグループ(郡山塗装グループ)の㈱いばらき塗装テック|プロタイムズ水戸中央店|日立店(大みかショールーム)は、茨城県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームなどお家リフォームにかかわることは全て対応しております。もしご相談やお困りごとなどございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

水戸中央ショールーム

日立大みかショールーム

Instagramでも情報発信中!

Instagramでは施工事例や会社概要、オープン準備の様子などをお伝えしようと思います。こちらも併せてチェックしてくださませ(*^^)

ブログ執筆者

宮本彩斗の写真

株式会社いばらき塗装テック 営業/施工管理

宮本彩斗

一級土木施工管理技士補|一級建築施工管理技士補|二級建築施工管理技士

ピックアップPICKUP