スタッフブログ
塗装後に注意すべきメンテナンス方法は?
2025.07.08
スタッフブログ
外壁塗装
水戸市、茨城郡、日立市、東海村、ひたちなか市、那珂市、笠間市にお住まいの皆様、こんにちは。
創業96年のKPCグループ【㈱いばらき塗装テック】の和地です。

外壁塗装を行った後、お住まいを長持ちさせるにはメンテナンスがとても重要です。
塗装を行った後は仕上がりが綺麗になっても、見落とされがちなポイントを放置してしまった場合、すぐに劣化が始まってしまいます。
そのため今回のブログでは、塗装後のメンテナンスについてご紹介させていただきます🏠
ぜひ最後までご覧いただき、参考にしていただければ幸いです🌻
見落とされがちなメンテナンスとは?
①汚れ・ほこり・排気ガスの定期的な洗浄
外壁に付着してしまった汚れ・ほこり・排気ガスなどは、塗膜を劣化させる原因になります。
塗膜(とまく)とは、塗料を塗布して乾燥させた後にできる膜のことを指します。外壁や屋根などの表面を保護し、美観を保つための重要なものです。
汚れなどを放置してしまうと、色あせが早い段階で出てしまったり、チョーキング現象(手で触ると粉っぽくなる)を引き起こします。
✔メンテナンス方法は
年に1〜2回程度、水洗い(ホースを使用した水洗いや高圧洗浄機の弱設定での洗浄)・洗剤は使用せずに、中性洗剤や水で優しく洗うことをおすすめいたします。
特にカビや藻が出やすい北面(太陽が当たらない場所)にも注意すべきです。
②シーリング(コーキング)部分の劣化はどうかチェックする


まずシーリングとは、建物の外壁材の継ぎ目・サッシの周りなどの隙間を埋めて、防水性や気密性を高めるためのものです。
シーリング材と呼ばれるペースト状にした材料を隙間に充填し、雨水や隙間風を防ぎます。それだけではなく、地震が起きた際に建材の動きを吸収する役割も果たします。
このシーリング材は、塗装とはまた別で劣化が進みます。ひび割れや縮みが起こってしまった場合、雨漏りや浸水の原因になります。
✔メンテナンス方法は
半年〜1年ごとに目視点検をすることをおすすめいたします。シーリングにひび・割れ・痩せていないかどうかの確認が重要です。
劣化していたら、専門業者の打ち直しや部分補修によって補修します。
③付帯部(雨樋・庇・鉄部など)のサビ・色あせ確認
塗装工事を行う際は外壁だけでなく、雨樋や鉄部、庇などの付帯部も一緒に施工することが多いです。付帯部の劣化が進んでしまうと、全体的に古い印象を持たれる傾向があります。
✔メンテナンス方法は
年1回程度のチェックでサビ・剥がれ・白い粉吹きは発生しているかどうかを確認します。
小さな箇所のサビの場合、サビ落としや部分塗装で対応することも可能です。
鉄部は特にサビ止め効果が切れやすい傾向があるため、よく観察して確認することが重要です。
④屋根の状態の確認
屋根の塗装は、外壁よりも紫外線や雨風にさらされています。そのため外壁塗装工事と同じ時期に、工事を行ったとしても、劣化の進みが早い傾向があります。
✔メンテナンス方法は
2年に1度程度、業者による点検を依頼することをおすすめいたします。屋根は高所なため、ご自身で上ってしまうと落下の危険があります。
今はドローンでの撮影やカメラの撮影を行っている業者が多くあるため、実際に劣化が進んでいるかどうかを目で確認することが大切です。
⑤保証内容・施工記録の保管と確認
外壁塗装・屋根塗装を行った後にもしトラブルがあった場合に、保証期間内であれば再度補修可能なケースがあります。
契約時に保証内容の確認が漏れていたり。保証書などの書類を紛失してしまった場合、対応が難しい業者がいます。
そのようなことがないためにも、
塗装業者から渡された「保証書」「施工写真」「使用塗料の書類等」は保管すべきです。
また点検や不具合が見つかった場合、保証期間を確認し、必ず保証期間内に行うことが重要です。
その他にも簡単なチェックポイントをお伝えします。
✔雨や豪雨の後に外壁を確認する→雨染みができているか?水はけの悪さは大丈夫?
✔ドレンや排水の掃除→詰まってしまうと塗装した箇所に水が溜まり、劣化の原因になってしまう
✔ベランダ・バルコニーの床の確認→防水の層の剥がれや亀裂がないか?
具体的なセルフ定期点検のスケジュールは?
次にご自宅でできる定期点検を時期別に、ご紹介いたします!
先程お伝えした内容もまとめていますので、ぜひご活用ください。
🏠毎月
・外壁に変色やカビ、ひびがないか?
・雨樋の水はけは?
・豪雨や災害時は要チェック
🏠半年ごと
・外壁と雨樋を軽く水洗い
・シーリングの状態は?ひび割れ・痩せは?
🏠年一回
・ベランダの床や排水溝は?
・庇やフェンスなどの鉄部、サビ確認
🏠2年ごと
・屋根の点検(ドローン、カメラ撮影)
🏠5年ごと
・業者による点検をおすすめ(ご自身では気づけない箇所に劣化がある場合もあります)
業者に頼るべき箇所もある?
先程もお伝えしましたが、約5年ごとに業者によっての点検をおすすめする理由をお伝えします。
✔見えない劣化・内部の異常がある可能性があるから
外壁や屋根の表面はきれいでも、内部での劣化や膨れ・雨水侵入が進んでしまっている場合があります。その中でも特に屋根裏・下地・防水層などは業者が行う点検でないと発見できないことが多いです。
またそこまで劣化が進んでいなく、軽い不具合であったとしても、補修等対応してくれる業者が多いため、おすすめいたします。
✔保証や記録が残るのはプロの点検だけ
定期点検を業者に依頼しておくと、保証対象の不具合を無償で修理してくれる可能性があります。
記録として写真や報告書が残るため、もしトラブルになってしまうことがあっても「点検」が証拠になることがあります。
・屋根の点検
・外壁にひび割れや膨れ、剥がれ
・シーリングの切れ
・錆が進行している
・保証期間ないの点検
このような場面では、ぜひ業者に頼ることをおすすめいたします。
最後に
今回は、塗装後のチェックポイントについてご紹介させていただきました!いかがだったでしょうか?ぜひ皆様のお住まいもチェックして、長く綺麗な状態で住み続けることができるようにしていただければと思います🌸
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
外壁塗装・屋根塗装はいばらき塗装テックへ♪
創業96年のKPCグループ(郡山塗装グループ)の㈱いばらき塗装テック|プロタイムズ水戸中央店|日立店(大みかショールーム)は、茨城県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームなどお家リフォームにかかわることは全て対応しております。もしご相談やお困りごとなどございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。