スタッフブログ

外壁塗装をご検討中の方の中には、塗料の種類が多く、どれを選べばいいのか分からないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。

数ある塗料の中でも、シリコン塗料は費用と耐久性のバランスに優れており、外壁塗装で広く使用されている塗料です。

 

そこで、今回のブログでは

☑シリコン塗料の特徴

☑フッ素塗料や無機塗料と比較するとどちらがいいのか?

☑シリコン塗料のメリット・デメリット

これらについて、外壁塗装が初めての方にも分かりやすく解説いたします。

塗料選びでお悩みの方は、ぜひ参考にしていただけると幸いです!

 

1. シリコン塗料とは?

 

シリコン塗料とは、樹脂の主成分にシリコンを使用した塗料です。

費用と耐久性のバランスがよく、よく使用されることが多い塗料となります。

まずは、シリコン塗料の特徴やなぜよく使用されることが多いのかをご紹介いたします。

 

 

シリコン塗料の特徴とは?

先程もお伝えした通り、シリコン塗料は、費用と耐久性のバランスがいい塗料です。

 

✔ウレタン塗料と比較すると耐久性が高い

✔フッ素塗料・無機塗料と比較すると費用を抑えやすい

 

初めて外壁塗装をする方・価格とある程度の耐久性を重視したい方には、検討しやすい塗料となります。

また、さまざまなメーカーから多くの製品が販売されている点も特徴です。

 

製品によっては、次のような機能を備えています。

・汚れが付きにくい低汚染機能
・カビや藻の発生を抑える防カビ・防藻機能
・室内への熱の侵入を抑える遮熱機能
・紫外線による塗膜の劣化を抑える機能

そのため、お住まいのお悩みに合わせて選びやすいという点も特徴になります。

 

 

シリコン塗料の主な成分

一般的な塗料はこのような成分が含まれています。

 

・塗膜の土台となる「樹脂

・色を付ける「顔料

・塗りやすさや機能を調整する「添加剤

・塗料を液体の状態にする「」または「溶剤」 

 

そしてシリコン塗料は、この中の「樹脂」にシリコン系の成分を取り入れた塗料です。

シリコンだけで作られているわけではなく、アクリル樹脂などと組み合わせた「アクリルシリコン樹脂塗料」も多く使用されています。

※製品によって配合や機能は異なります。

 

 

 

2. シリコン塗料にはどのような種類があるのか?

シリコン塗料といっても、すべてのシリコン塗料が同じ塗料ということではありません。

材料・成分・機能によって、いくつかの種類に分けられます。

 

 

水性塗料・溶剤系塗料

 

 

シリコン塗料は、塗料を塗りやすい状態に調整するために使用する材料によって、

水性塗料」と「溶剤系塗料

この二つに分けられます。

 

 

水性塗料

水を使って薄める塗料です。塗装中の臭いが比較的少ないため、

住宅地や、塗料の臭いに配慮したい場合に選ばれやすい傾向にあります。

 

 

油性塗料(溶剤系塗料)

油性塗料はシンナーなどの溶剤で希釈する塗料で、使用する箇所、用途に応じて使い分けますが、何より使用できる建材が多いのが特徴です。

 

また「水性塗料だから耐久性が低い」「油性塗料だから長持ち」とは限りません。

商品によって性能は異なるため、この二つの種類だけで判断せずに、

外壁材との相性や施工する環境、商品の耐久性などをポイントにして選ぶことが大切です。

 

 

 

1液型・2液型

シリコン塗料は、使用前の準備方法によって

1液型」と「2液型」に分けられます。

大きな違いとして、硬化剤が最初から含まれているかどうかです。

 

 

1液型→基本的に塗料をそのまま使用

1液型の塗料は硬化剤が内容成分に含まれており、すぐに使用することができます。

硬化剤と混ぜる必要がないため、希釈率の間違いや攪拌不足がなく品質が一定に保たれやすいです。

 

2液型→「主剤」「硬化剤」の2つの材料を決められた割合で混ぜて使用

1液型に比べて2液型の方が耐久性が高くなるのが特徴です。

しかし、硬化剤と一度混ぜてしまうと固まってしまうため、一定時間内に使い切らなければなりません。

  

2液型は、材料の計量や混ぜ合わせ、使用時間の管理が必要なため、施工する職人の正確な作業が求められます。

 

 

 

機能について

シリコン塗料の中には、さまざまな機能を備えている塗料があります。

 

低汚染性

汚れ(雨だれ・埃)が付きにくく、きれいな状態を保ちやすくする機能です。

 

 

防カビ・防藻性

外壁にカビや藻が発生するのを抑える機能です。

北側などの太陽光が当たりにくい場所・湿気がこもりやすい場所・カビや藻が発生しやすいお住まいに適しています。

 

 

遮熱性

太陽による外壁や屋根の表面の温度が上昇することを抑える機能です。 

※室内温度が必ず下がるとは限りません。

 

 

ラジカル制御機能

塗料は紫外線を受け続けると、塗膜を劣化させる物質「ラジカル」が発生することがあります。

ラジカル制御機能は、ラジカルの発生・働きを抑え、

色あせなどの劣化が発生しにくいようにする機能です。

 

 

 

 

3. シリコン塗料のメリットは?

次に、シリコン塗料のメリットをご紹介いたします。
 

 

①外壁塗装全体の予算を調整しやすい

外壁塗装では、足場の設置・高圧洗浄・ひび割れ補修、シーリング工事等に費用がかかりますが、安い金額ではないですよね。

 

シリコン塗料は、フッ素塗料や無機塗料などと比べて比較的費用を抑えやすいです。そのためプラスアルファで付帯部の塗装など、外壁以外の必要な工事にも予算を配分しやすい点がメリットです。

 

 

②今後のライフプランに合わせて選びやすい

今後のライフプランで、住み替え・建て替え・リフォームを予定している場合、

必要以上に高耐久な塗料を選ぶと、性能を十分に生かし切れない可能性があります。

 

シリコン塗料は、

✔今後のライフプラン

✔次回のメンテナンス

ご家庭の予定に合わせて検討しやすい塗料となっています。

 

 

③複数の塗料があるため選びやすい

シリコン塗料は、多くの塗料メーカーから販売されています。

価格・耐久年数等、比較しながら選びやすいというメリットがあります。

 

 

④初めての外壁塗装でも検討しやすい

初めて外壁塗装をする場合、価格・耐久性・機能のどれを優先すればよいのか迷ってしまうことがあると思います。

シリコン塗料は、低価格帯の塗料と高耐久塗料の中間なため比較しやすいです。

費用は抑えたいけれど価格だけで塗料を決めるのは・・・という方にとっては、選ばれやすい塗料となっています。

 

 

 

4. シリコン塗料のデメリットは?

次に、シリコン塗料を選んだ際に後悔しないように、事前にデメリットを確認しましょう。
 

 

①フッ素塗料・無機塗料と比較すると耐久年数が短い

フッ素塗料・無機塗料など、高耐久塗料と比べると、比較的塗り替えの時期が早くなる傾向があります。 

今後もお住まいに住み続ける場合は、シリコン塗料で塗装した場合、長期的に見た際にメンテナンス費用が高くなる恐れがあるため、注意が必要です。

 

 

②製品による性能差が分かりにくい

シリコン塗料といっても、すべての商品が同じ性能を持っていないため、

製品によって、期待耐久年数や使用できる外壁材、備わっている性能などが異なります。

そのため、メーカー名や製品名等、細かく確認する必要があります。 

 

 

③建物の状態や立地によって適さない場合も

紫外線を強く受ける場所・湿気が多くカビや藻が発生しやすい場所では、

一般的なシリコン塗料では必要な性能が不足してしまうことがあります。

 

 

 

5. シリコン塗料の耐久年数は?

シリコン塗料の耐久年数は、一般的に10~15年程度が目安です。

 

ですが、すべてのシリコン塗料が同じ年数ということではなく、実際には、メーカー・製品によって期待耐用年数が異なります。

 

12~15年、14~16年、16~19年と設定されている製品もあります。

※耐久年数とは塗料が外壁を保護できる期間の目安となります。必ずその年数まで劣化しないという期間ではないため、参考として考える必要があります。

 

 

 

塗料別の耐久年数比較表

 

 

 

シリコン塗料の耐久年数が左右するのはなぜ?

 同じシリコン塗料を使用したとしても、お住まいの環境やどのような施工をしたのかによって、長持ちする年数は変わってしまいます。

 

・使用する塗料の商品やグレード
雨風・紫外線等の環境
外壁材の種類や劣化状態
塗装前に行う下地処理
塗料を塗る量や乾燥時間
塗装する職人の技術

 

そのため、塗料選びだけでなく、お住まいの外壁の状態に合った施工を行うことも大切です。

 

 

 

6. シリコン塗料の費用相場は?

シリコン塗料を使用した外壁塗装の費用相場をご紹介します。

※お住まいの大きさ・塗装面積・外壁の劣化具合によって異なります。

 

住宅の大きさ
外壁塗装費用の目安
30坪前後
約70万~100万円
40坪前後
約80万~110万円

 

 

坪数だけでは費用を判断できない理由

外壁塗装は坪数ではなく、実際に塗装する外壁の面積をもとに計算をするため、

同じ30坪であっても、お住まいの形や窓の数・大きさによって数値が異なります。

 

またシーリング工事・ひび割れ剥がれの有無・付帯部塗装等、外壁の他にも工事内容によっても変わるため、注意が必要です。

 

外壁塗装の費用には、

✔足場の設置
✔高圧洗浄
✔窓や玄関周り等の養生
✔下地補修
✔下塗り・中塗り・上塗り
✔雨樋・破風・軒天等の付帯部塗装
✔足場の撤去

これらの工事費用も含まれます。

そのため見積もりを確認するときは、どのような施工内容なのかを確認することがとても重要です。

 

 

 

7. シリコン塗料とほかの塗料を比較

 

塗料別の価格・耐久年数比較表

塗料の種類 価格の目安 耐久年数の目安
ウレタン塗料 安い 約7~10年
シリコン塗料 標準 約10~15年
フッ素塗料 やや高い 約15~20年
無機塗料 高い 約18~25年

※価格・耐久年数は目安です。使用する商品や建物の状態、塗装面積、施工内容、周辺環境などによって異なります。

 

8.シリコン塗料がおすすめな方

次に、シリコン塗料がおすすめな方・シリコン塗料が向いていない可能性がある方をそれぞれご紹介いたします。

 

おすすめの方
費用・耐久性のバランスを重視したい
高耐久な塗料ほどの予算をかけるのは難しい
10年前後を目安にメンテナンスしたい
色・艶・機能を比較して選びたい
初めて外壁塗装を行う予定

 

向いていない可能性がある方
メンテナンスの回数をできるだけ減らしたい
長期的な費用を重視したい
今後も長期間住み続けたい
雨風・紫外線の影響が特に強い環境に住んでいる方

 

 

9.シリコン塗料を選んだお客様の施工事例をご紹介!

実際にシリコン塗料を選んだお客様がどのような理由で選定したのか、どのような工事を行ったのか気になりますよね。

実際に、弊社「いばらき塗装テック」の施工事例をご紹介いたします!

 

 

塗装前の建物の状態

〈 水戸市 T様邸 〉
築年数:20年
外壁材:窯業系サイディング
劣化症状:退色、苔の発生、補修の跡

 

施工前の写真では、外壁が紫外線の影響で退色している様子が見られます。

 

 

こちらでは、軽微な苔の発生が見られます。

 

 

お客様が塗料選びで重視したこと

お客様は、外壁塗装にかかる予算と、

塗料がどのくらい長持ちするのかという耐用年数を重視されていました。

また、初期費用だけでなく、今後の塗り替え時期についても、考慮されていました。

 

 

シリコン塗料を選んだ決め手

ご予算と耐用年数のバランスを考え、シリコン塗料をお選びいただきました。

 

 

使用した塗料と施工後の仕上がり

 

👉詳しい施工工程はこちら

👉使用塗料 プラチナシリコンREVO2000-IRとは?特徴・耐久性・遮熱性を徹底解説!

 

外壁には、アステックペイントの「プラチナシリコンREVO2000-IR」を使用しました。

耐候性に優れているほか、低汚染性・遮熱性・防カビ・防藻性を備えたシリコン塗料で、

期待耐用年数は14~17年とされています。

 

外壁の色には、落ち着いたグレー系の「ニンバス」をお選びいただきました。

 

少しブルーの入った落ち着いたグレーの色合いで、建物全体が上品ですっきりとした印象に仕上がりました。

 

またお客様からは、

「満足なので機会があれば友人に教えたい」という嬉しいお声もいただきました!

 

 

10.シリコン塗料を選ぶときの確認ポイント

シリコン塗料を選定する際に、確認すべきポイントをご紹介いたします。

 

見積書に詳しい製品名の記載は?

外壁材に適している塗料か?

塗布する面積・使用する缶数の記載は?

下地補修の内容が具体的か?

保証期間と保証対象は?

施工後の点検はあるか?

 

これらのポイントを確認することで、より安心できる塗装工事になるのではないでしょうか。

 

 

11.まとめ

シリコン塗料は、外壁塗装で選ばれやすい塗料です。

ですが、同じシリコン塗料でも、製品によって機能等が異なります。

 

また以下のポイントを注意することが重要です。

〈 塗料を選ぶ際には? 〉
価格
詳しい製品名
外壁材との相性
保証の内容
点検等のアフターフォロー

 

お住まいの状態・予算・ライフプランにあった塗料を選ぶことが大切となります。

またいばらき塗装テックでは、無料相談 無料診断も行っておりますので、

ぜひお気軽にご相談いただければ幸いです!

 

 

 

プロタイムズ水戸中央店

 

プロタイムズ日立店大みかショールーム

ブログ執筆者

和地しおりの写真

株式会社いばらき塗装テック 営業アシスタント

和地しおり

定期点検やショールームでのご案内、カラーシミュレーションのサポートを担当しています。
お客様が話しやすい雰囲気づくりを大切にし、工事後も安心してお付き合いいただけるよう心がけています。
施工事例の投稿やショールームづくりにも取り組み、分かりやすい情報発信を目指しています。

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