スタッフブログ

水戸市、茨城郡、日立市、東海村、ひたちなか市、那珂市、笠間市にお住まいの皆様、こんにちは。

創業96年のKPCグループ【㈱いばらき塗装テック】の今泉です。

塗り替え工事で失敗しないためのポイント

塗り替え工事は、家の外観を保つだけでなく、家を風雨や紫外線から守るために重要なメンテナンスです。しかし、施工店を選ぶ際に「価格」だけで判断すると、仕上がりの質や耐久性に問題が出ることも少なくありません。この記事では、塗り替え工事の注意点や、価格以外で施工店を選ぶときに押さえるべきポイントを詳しく解説します。

塗り替え工事で注意すべきこと

1. 塗料の種類を確認する

塗料は「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」などさまざまな種類があり、それぞれ耐久性や価格が異なります。安い塗料を選ぶと短期間で劣化する可能性があり、結果的に再塗装の必要性が出てしまいます。

• アクリル塗料：安価だが耐久性が低い（約5～7年）。
• シリコン塗料：価格と耐久性のバランスが良い（約10～15年）。
• フッ素塗料：高価だが耐久性が高い（約15～20年）。

ポイント：施工店が「なぜこの塗料が適しているのか」を具体的に説明してくれるかを確認しましょう。

2. 下地処理が重要

塗装の質を決めるのは、実は「下地処理」です。下地処理を省略したり手を抜いたりすると、塗膜が剥がれやすくなり、せっかくの工事が台無しになります。

• 主な下地処理の方法：
  ・高圧洗浄：汚れやコケ、古い塗料を洗い流す。
  ・ケレン作業：剥がれた塗料やサビを除去し、表面を平滑にする。

ポイント：
施工前に「どのような下地処理を行うのか」を確認しましょう。丁寧な下地処理を行う業者は信頼できます。

3. 工期が適切かどうか

「短期間で工事が終わります！」という業者には注意が必要です。塗料には適切な乾燥時間があり、これを無視すると耐久性が下がります。

目安：
一般的な外壁塗装は10日～2週間程度かかるのが普通です。短すぎる場合は、手抜き工事の可能性があります。

4. 保証とアフターフォロー

塗り替え工事は、施工後のトラブル対応やメンテナンスも重要です。保証期間やアフターサービスがある業者を選ぶことで、安心して依頼できます。

チェックポイント：

• 塗膜の剥がれやひび割れに対する保証期間はあるか？
• 施工後の定期点検やフォローはあるか？

価格以外で施工店を選ぶときのポイント

1. 施工実績と口コミ

過去の施工実績を見ると、業者の技術力や信頼性がわかります。特に、自分の家と似た条件の事例（築年数、外壁材の種類など）がある業者は安心です。

• 確認方法：
  ・施工事例の写真や動画を見せてもらう。
  ・口コミサイトやレビューをチェックする。

2. 資格や認定を確認

施工店が適切な資格を持っているか確認することも大切です。資格や認定を持つ業者は、一定の技術力と信頼性が保証されています。

• 主な資格・認定：
  ・一級塗装技能士
  ・外壁診断士
  ・日本塗装工業会への加盟

3. 現地調査の丁寧さ

信頼できる施工店は、現地調査をしっかり行い、建物の状態に合った提案をしてくれます。逆に、現地調査を省略してすぐに見積もりを出す業者は避けるべきです。

• 確認すること：
  ・建物の劣化状況を説明しながら調査しているか。
  ・調査結果を元に、塗料や施工内容を提案してくれるか。

4. 見積書が詳細で透明性があるか

見積書が分かりにくい業者は要注意です。具体的な項目が記載されているか確認しましょう。

• 見るべきポイント：
  ・使用する塗料の種類と数量。
  ・下地処理の内容や施工範囲。
  ・追加料金が発生する条件の有無。

5. コミュニケーション能力

塗り替え工事は何度も業者とやり取りするため、スタッフの対応が親切で丁寧かどうかも重要なポイントです。疑問に対して誠実に答えてくれる業者は信頼できます。

避けるべき業者の特徴

• 異常に安い見積もりを出す
  工事内容を省略することで低価格を実現している場合があります。
• 契約を急がせる
  「今契約すれば割引します！」と強引に契約を迫る業者には注意。
• 現地調査をしない
  建物の状態を無視した施工は、長持ちしない可能性があります。

まとめ

塗り替え工事を成功させるには、「価格」だけに目を向けるのではなく、施工内容やアフターサポート、業者の信頼性などを重視することが大切です。信頼できる業者を見つけるには、複数の施工店から見積もりを取り、比較することをおすすめします。

この記事を参考に、安心して塗り替え工事を任せられる施工店を見つけてください！