スタッフブログ

水戸市、日立市、ひたちなか市、茨城町、東海村、那珂市、笠間市にお住まいの皆様、こんにちは。

2024年9月6日に水戸市東野町・日立市大みかにOPEN致しました、創業96年のKPCグループ【㈱いばらき塗装テック】の金村です。

最近になってようやく気温も低下して過ごしやすい日々になってきましたね。私も最近は半袖→長袖を切るようになってきました。現在は塗装工事の人気シーズンの秋を迎えておりますが、これから冬になるにつれ気温が低下してきます。冬の寒い時期に塗装工事はできるのか?こちらについて専門家として記載させて頂きましたので是非参考にしてみてください。

■塗装はいつの季節にやるのが良いの?いつの季節がベスト???

商談をしていると非常に多くのお客様からご質問を受ける内容です

一般的に「秋や春が向いていますよ!」と答える営業マンが多いかと思います。・・・特に春や秋はインターネットで調べても向いているとかの言葉が多く、人気シーズンであるのかなと推測できますよね。確かにその解答で正解と思いますが、ここ十数年で日本の天気も変わってきましたよね?夏が異常に暑くて、長くて・・・。春も雨が多くて・・・。秋は台風が多く来て、残暑も長引いて・・・。日本の最近の異常気象を考えると、昔のように春や秋が塗装工事のベストシーズンとは言えなくなっている印象です。私の感覚ですが、10年前20年前と比べると季節が1か月くらい後ろにずれている感じがします。あくまでも個人の印象です。

お客様から「塗装工事はいつの季節が良いの?」と聞かれたときに、私は以下の通りで回答しています。

『水戸市、日立市、ひたちなか市など、茨城県は春夏秋冬の1年間いつでも塗装はできます!』

要は、季節ごとの外壁塗装に対するメリット・デメリットがありますので、屋根塗装や外壁塗装の外装リフォーム塗装をする上での“正しい”知識を理解して施工することで、水戸市や日立市、ひたちなか市などの茨城県では1年中きちんとした施工は可能です!

季節毎の外壁塗装にメリット・デメリット

春⇒ 気温が暖かくなってきて、外壁塗装には良い季節ですね。でも、黄砂だったり最近は春雨前線で春なのに雨が続くなんてことも多いですよね…。

夏⇒ 夏の季節はとにかく気温が高いので職人は大変ですが、塗装工事の際の乾燥も早いです。でも夏場はゲリラ豪雨が最近は多いですよね。雨の時の塗装工事は湿度が高くなるので…。

秋⇒ 気温も落ち着いてきてと空気も乾燥してきて過ごしやすくなりますね。外壁塗装の季節でもベストに感じますよね。でも秋のデメリットは台風が多くなりますでもこのシーズンは台風がとにかく多く…。また秋雨前線なんて言葉も多く聞くようになりました・・・。

冬⇒ 水戸市や日立市、ひたちなか市では、昼も10度以上の気温で推移することも多いです。空気も乾燥してますよね。でも、冬の外壁塗装の注意店は朝夜の気温の差があります。そして夜露で屋根を濡らしますよね…。

冬の屋根塗装、外壁塗装の要点をまとめました

1.塗装の作業効率が落ちます・・・

屋根塗装、外壁塗装の品質をしっかり高く施工するためのポイントの一つで「乾燥時間」が大切となります。寒い冬の季節は、気温が低いので乾燥に時間がかかります。この気温をしっかり理解しておくことが大切です。乾燥時間がかかると、次の工程に進むことができません。外壁塗装・屋根塗装では、下塗り⇒中塗り⇒上塗りの合計3回の重ね塗りを丁寧にすることが何より重要。塗装工事の塗料メーカーでは、塗料ごとに決められた乾燥時間があります。その乾燥時間を守らないと、塗料の密着に影響してきます・・・。密着が弱いと脆弱塗膜となってしまいます。

2.気温マイナス5度以下では塗装工事はNG

外壁塗装、屋根塗装で適した気温があります。その条件とは、気温5度以上が条件となります。ちなみに湿度もきめられており。85%以下の湿度との基準です。外壁塗料や屋根塗料は、気温が低すぎると、建物の建材しっかり密着できなくなってしまい、通常通りの効果を発揮できなくなります。また、外壁塗料は最近は水性を使用することが多いです。真水を希釈材とする水性塗料は、水が低温の環境で凍ってしまい、さらに品質を落としてしまいます。

国土交通省からも、『マイナス5度以下での塗装は原則として行わない』ことを呼び掛けており、各種塗料メーカーも、塗料の説明書などで同様の注意書きを記載しております

3.寒い季節は夜露や霜が発生!!

冬は、特に屋根の表面は、夜間に降りた霜や夜露で朝方は濡れていることが発生します。当然ながらそのような状態では塗装することはできませんし、塗装をしてはいけませんよね。強く言えば濡れている面には絶対に塗装はしてはいけません。理由は明確で、余分な水分が塗料の乾燥を阻害し、剥がれや膨れなどの塗膜不良を起こして、仕上がりの品質を落としてしまうためです。そして余分な水分が含まれた塗膜は夏になるとその水分を逃がすために膨れの症状を起こすこともあります。

4.生活への影響

屋根塗装、外壁塗装中は窓ガラスや玄関ドアを養生をします。養生とは塗料がつかないように窓ガラスをビニルで覆うことをいいます。冬場は皆さま暖房器具を使う方が多いと思いますが、冬の季節は窓を開けることも少ないと思いますので、養生出窓を空けられなくなる点としては冬の塗装で生活面の影響は少ないのでは?と思っております。

要注意)給湯器はビニル養生をしない←鉄則です

外壁塗装工事中窓ガラス以外にも養生をします。ちなみにエアコン室外機はメッシュの通気の養生をしますのでエアコン使用に影響はありません。注意店として、ガスの給湯器は養生はしてはいけません。通気ができなくなると室内に逆流して排気が入ってしまいます。また通気を空ける養生で対応したとしてもそのビニルが風などではがれてしまうこともあり通気を塞いでしまうのでお勧めはしていません。

5.冬の期間の塗装工事期間は長くなります

以上の理由から、乾燥時間をしっかり守って正しい施工をするためにも、工事の進みが悪くなることをご紹介しましたが、そもそも太陽が出ている時間が短いため、冬場は、安全に作業が行える時間帯が少ない季節でもあるのです。工事会社にもよりますが、冬以外の季節であれば、外壁塗装工事は、朝の8時~9時以内には作業員が作業を開始しますが、夜露や霜の乾燥を考慮して、冬場は朝の9~10時頃から開始されるため、工事開始時間がおおむね1時間ほど遅くなります。また、日没時間も早い冬は、夕方の17時を過ぎると周りが暗くなってしまいますので、夏のように、18時直前まで作業を行うことはできず、工事終了時間が1時間ほど早まります。このような理由から、冬場の外壁塗装は、春や夏に比べると、平均施工日数が2~3日ほど増える傾向にあります。

最後に、一番大切なのはお客様がいつやるか安心してもらうのがベストかと思います。お客様が春が良いとのことであれば、私たちは春施工の上での注意ポイントを気を付けて行えばよいだけで、お客様が冬が良いといえば、冬施工の注意ポイントを気を付けて行えばよいですよね。

私たちはお客様に寄り添ってのご提案をしておりますのでご安心ください( ^)o(^ )

外壁塗装・屋根塗装はいばらき塗装テックへ♪

創業96年のKPCグループ(郡山塗装グループ)の㈱いばらき塗装テック|プロタイムズ水戸中央店|日立店(大みかショールーム)は、茨城県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームなどお家リフォームにかかわることは全て対応しております。もしご相談やお困りごとなどございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

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ブログ執筆者

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株式会社いばらき塗装テック 店長

金村信人

二級建築施工管理技士|外装劣化診断士

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