スタッフブログ

水戸市、茨城郡、日立市、東海村、ひたちなか市、那珂市、笠間市にお住まいの皆様、こんにちは。

2024年秋に水戸市東野町・日立市大みか町にOPENを予定しております、創業96年のKPCグループ【㈱いばらき塗装テック】の齋藤です。

今回は、窯業系サイディングボードの取り付け方法、直貼り工法と通気工法についてご説明致します。

1.直貼り工法と通気工法とは?

●直貼り工法

直貼り工法は、外壁の仕上げ材(サイディングやタイルなど)を直接下地に貼り付ける施工方法です。具体的には、外壁の断熱材や下地の上に直接仕上げ材を貼り付けるため、施工が比較的シンプルでコストも抑えられます。

直貼り工法のメリット・デメリットはそれぞれ2点あります。

メリット

コストが安い:通気工法と比べて、施工が簡単なため費用を抑えることができます。

施工期間が短い: 工程が少なく、工事期間が短縮できるため、急ぎの工事に向いています。

デメリット

湿気対策が不十分: 通気層がないため、湿気が壁の内部にこもりやすく、長期的に見ると結露やカビ、腐食のリスクがあります。

耐久性が低い可能性: 湿気や雨水が壁内に入りやすいため、外壁の劣化が早まることがあります。特に日本のような湿度の高い気候では注意が必要です。

※湿気が少ない地域や、予算を抑えたい場合、一時的な建物やあまり耐久性を求められない場所などでは有効な手法です。

●通気工法

通気工法は、外壁の仕上げ材と建物の下地の間に「通気層」を設ける工法です。この通気層があることによって、建物の内部にたまった湿気や雨水を自然に排出することができます。外壁材の背面には空気が流れ、湿気を効率的に外部に逃がす仕組みが特徴です。

通気工法のメリット・デメリットはそれぞれ2つあります。

メリット

湿気対策が優れている: 通気層によって建物内部の湿気が自然に排出されるため、結露やカビの発生リスクが低減されます。

耐久性が高い: 湿気が原因で外壁が劣化するのを防ぐため、長期的な耐久性が向上します。これにより、メンテナンス頻度が減るため、結果的にコストを抑えられる場合もあります。

デメリット

コストが高い: 直貼り工法と比べて施工が複雑で、材料費や工事費が高くなる傾向があります。

施工期間が長い: 通気層を設けるため、直貼り工法よりも工事に時間がかかる場合があります。

※湿度の高い地域や、長期的な耐久性を重視する建物には最適です。また断熱性を高め、室内環境をより快適に保ちたい場合にも効果的です。

2.直貼り工法と通気工法、どちらを選ぶべきなの?

選択する工法は、建物の使用目的や立地条件、予算によって異なります。

予算重視で、短期間で仕上げたい場合は「直貼り工法」が適しています。

一方で、耐久性や湿気対策を重視し、長期的にメンテナンスを減らしたい場合、湿気の多い地域では「通気工法」を選ぶことがおすすめされます。

通気工法は初期費用が高くなる傾向がありますが、長期的コスト面で見た場合には、メンテナンス費用を抑えられる可能性が高いです。一方で、直貼り工法は施工がシンプルで、コストパフォーマンスに優れた工法ですが、湿気や耐久性に対するリスクがあるため、施工後の点検やメンテナンスが重要です。

3.まとめ

いかがでしょうか。今回は窯業系サイディングの取り付け方法「直貼り工法」と「通気工法」についてご説明させていただきました。屋根や外壁の劣化症状のほかにも、何かお困りのことがございましたら、ぜひいばらき塗装テックにご相談ください!!

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創業96年のKPCグループ(郡山塗装グループ)の㈱いばらき塗装テック|プロタイムズ水戸中央店|日立店(大みかショールーム)は、茨城県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームなどお家リフォームにかかわることは全て対応しております。もしご相談やお困りごとなどございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

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齋藤優衣

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