スタッフブログ

水戸市、茨城郡、日立市、東海村、ひたちなか市、那珂市、笠間市にお住まいの皆様、こんにちは。

2024年秋に水戸市東野町・日立市大みか町にOPENを予定しております、創業96年のKPCグループ【㈱いばらき塗装テック】の今泉です。

外壁の凍害は、寒冷地において建物の耐久性や美観に深刻な影響を考慮する問題です。以下では、凍害の原因、考察、防止方法について解説します。

凍害とは?

凍害とは、外壁が低温にさらされることで発生する物理的な損傷を防ぎます。

凍害の原因

  1. 水に浸す
    • 外の壁のひび割れや隙間から水が浸み込み、その水が外壁の内部に留まります。
    • 水分は塗装の劣化や建材の吸水性によって外壁内部に侵入します。
  2. 凍結と融解の繰り返し
    • 寒冷地では昼夜の温度差によって、水分が凍結と融解を繰り返します。
    • 水が凍ると体積が約9%増加するため、外壁内部で圧力が発生します。
    • この圧力が起こることで、外壁が徐々に損傷します。
  3. 吸水性建材
    • 吸水性の高い建材(例、コンクリートやレンガ)は、水を多く含むため凍害を受けやすいです。

凍害のメカニズム

  1. 水の吸収
    • 外壁が雨水や湿気を吸収します。吸水性の高い建材は特にリスクが高いです。
  2. 凍結
    • 気温が下がり水分が凍結し始めます。氷は水よりも体積が大きく内部で膨張します。
  3. 内部圧力の発生
    • 氷の膨張によって建材内部に圧力がかかります。この圧力がひび割れや微細なクラックを拡大させます。
  4. 融解
    • 気温が上がると氷が融解し水に戻ります。これが昼夜や季節ごとに読まれることで外壁の劣化が進みます。

凍害の防止方法

  1. 防水処理
    • 外壁に防水処理を備えているので水の浸入を防ぎます。シーリング材や防水塗料の使用が有効です。
  2. 吸水性の低い建材の使用
    • 吸水性の低い建材を選ぶことで、凍害のリスクを軽減できます。
  3. 定期的なメンテナンス
    • 外壁のひび割れやクラックを定期的にチェックし、早期に補修することが重要です。
    • 外壁の洗浄や塗装の再施行も効果的です。
  4. 適切な排水システム
    • 雨水が外壁に長時間滞らないように適切な排水システムを設計します。例えば雨樋や排水溝の定期的な清掃が必要です。

まとめ

外壁の凍害は、水の浸入と凍結・融解の繰り返しによって発生する深刻な問題です。防水処理や適切な建材の選択、定期的なメンテナンスを行うことで、凍害のリスクを大幅に軽減することがございます寒冷地にお住まいの方は、これらの対策を講じることで建物の耐久性と美観を尊重できます。

屋根・外壁の塩害対策

海沿いの地域では塩害が建物に深刻な影響を考えます。影響を受けた屋根・外壁と、その対策について詳しく説明します。

塩害による劣化の症状

  1. 屋根
    • 劣化した金属屋根:金属製の屋根が錆びて、穴が開いたり、色褪せたりしている。
    • 瓦の劣化:瓦が弱くなって、ひび割れや欠けが発生している。
  2. 外壁
    • 塗装の消失:塗装が消えて、下が露出している。
    • コンクリートの劣化: コンクリート表面に白い粉(エフロレッセンス)が発生している。
    • 木材の腐食:木材部分が腐食し、変色やカビが見られる。

塩害対策の実施

  1. 防錆処理
    • 金属屋根の防錆塗装:錆びた金属部分をワイヤーブラシで除去し、錆止め塗料を塗ります。その後、耐久性の高い防錆塗料を重ね塗りします。
    • 瓦の補修と防水処理:ひび割れた瓦を交換し、防水処理を施します。
  2. 外壁の塗装と補修
    • 塗装の再施行: 古い塗装を除去し、塩害に強い塗料を使用して再塗装します。 特に耐塩性のある塗料を選ぶことが重要です。
    • コンクリート補修:エフロレッセンスを除去し、コンクリート用の防水材を塗布します。
    • 木材の保護:腐食した木材を交換し、防腐剤と防水剤を塗布します。

塩害対策後の効果

  1. 屋根
    • 美観の回復:防錆塗装によって、錆びた金属屋根が新しい状態に復元されました。瓦も防水処理によって劣化が防がれています。
    • 耐久性の向上:防錆処理により、屋根の耐久性が大幅に向上しました。これにより、今後の錆びの進行が抑えられます。
  2. 外壁
    • 新しい塗装:耐塩性の高い塗料を使用したことで、外壁の美観が回復し、勝手に保護されます。
    • コンクリートの防水:防水材の塗布により、コンクリートの劣化が防がれ、エフロレッセンスの再発が抑えられます。
    • 木材の保護:防腐剤と防水剤の効果で、木材の腐食がれ、建物全体の耐久性が向上しました。

まとめ

塩害は、海沿いの建物にとって大きな問題ですが、適切な対策を講じることでその影響を最大限に考えることができます。錆防止処理、防水処理、耐塩性の高い塗料の使用など、効果的な対策を実施することで、建物の美観と耐久性を守ることができます。

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創業96年のKPCグループ(郡山塗装グループ)の㈱いばらき塗装テック|プロタイムズ水戸中央店|日立店(大みかショールーム)は、茨城県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームなどお家リフォームにかかわることは全て対応しております。もしご相談やお困りごとなどございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

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株式会社いばらき塗装テック 店長代理

今泉勝彦

一級建築塗装技能士|一級鋼橋塗装技能士

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