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【2026年6月版】中東情勢の最新動向と、外壁塗装の資材価格・納期への影響について
2026.04.16
お知らせ

はじめに 世界情勢と「住まいのメンテナンス」のつながり
4月に当ブログでお伝えした中東情勢ですが、6月に入り、アメリカとイランの間で戦闘終結に向けた和平合意の動きが見られるなど、ようやく落ち着きの兆しが見えてきました。物流の要であるホルムズ海峡の再開への期待も高まっています。

しかし、現地が落ち着いたからといって、私たちの身近な住宅資材の価格や品薄状態がすぐに元通りになるわけではありません。世界的な流通の遅れやこれまでのコスト高騰の影響は、タイムラグ(時間差)を伴って、今まさに日本の市場や工事現場に届き始めているのが現状です。
そこで今回は、2026年6月現在の最新情報をもとに、外壁塗装や防水工事に関わる「資材のリアルな状況」と、今後の見通しについて分かりやすく解説します。
1. なぜ中東情勢が「塗料」や「シーリング材」に影響するのか
外壁塗装に使用する塗料や、目地の補修に使うシーリング材(コーキング材)、防水シートなどの多くは、石油を原料とする「化学製品」です。そのため、原油価格や物流の動きと直結しています。

2026年春先からのホルムズ海峡の緊迫化に伴い、日本国内への原料(ナフサ)の輸入量が一時的に激減しました。
6月現在、和平への動きによって物流の回復が見込まれていますが、これまでに蓄積された原材料の高騰や品薄の影響は、今もなお以下のような形で塗装業界の現場に残っています。
- シンナーの深刻な不足: 溶剤系塗料を薄めるために使うシンナーは、現在も材料店での確保が難しく価格が大幅に高騰した状態が続いています。
- 「硬化剤」の生産難: 水性塗料であっても、耐久性を高めるための「硬化剤(2液タイプ)」には石油由来の成分が含まれます。この硬化剤が不足することで、塗料製品そのものが完成せず、入荷が遅れるケースが発生しています。
- シーリング材の入荷遅延: 特にクリヤー塗装などで使用する特注色のシーリング材は、現在も入荷までに通常以上の時間を要するケースが出ています。
【参考資料:外部ニュース】
- 日本経済新聞:ナフサ高騰、旭化成系は住宅値上げ 建材メーカー4割が在庫に影響
- TBS NEWS DIG:「値下がりということはもう無いと思う」 4割値上がりする住宅資材も! 中東情勢悪化で住宅建築費高騰!
- 全国建設労働組合総連合:中東情勢に伴う建設資材の高騰等を受けて国交省住宅局と懇談
- 読売新聞オンライン:中東情勢が住宅建築にも影、シンナーや塗料が品薄・高騰…業界団体「政府発表と現場の供給網には大きな乖離」

2. 2026年6月現在:主要メーカーによる価格改定の動向
5月から6月にかけて、大手建材メーカー各社からは以下のような具体的な価格改定が発表されています。
- 塗料メーカーの動向: 日本ペイントでは6月1日出荷分より、溶剤系塗料で25〜35%、水性塗料で20〜30%の値上げが実施されました。関西ペイントでも6月15日より同様の幅で価格が改定されています。また、塗料を薄めるために必要なシンナー類は、先行して50%〜75%以上の値上げとなっています。
- 外壁・屋根材メーカーの動向: アイジー工業が6月から18%以上の値上げを実施したほか、ニチハも7月1日出荷分から金属製外装・屋根材や、防水部材(シーリング材など)を15%〜25%程度値上げすることを発表しています。
- 工務店・塗装業界全体の現状: 直近の調査では、建設企業の約67%が「4月よりも資材の調達状況が悪化している」と回答しており、接着剤やコーキング材(シーリング材)の品薄や値上がりの影響が、今まさにピークを迎えています。

【参考資料:外部ニュース】
3. 回復への兆し:物流の正常化と受注再開の動き
一方で、中東情勢の和平合意に伴い、物流面では明るい兆しも見え始めています。
- ホルムズ海峡の状況:戦闘終結の合意を受け、海峡の段階的な開放が進めば、原油輸送の停滞は解消に向かう見通しです。
- メーカー受注の再開見込み: 4月に材料の品薄から一時受注停止を発表していた大手メーカーも、供給再開へ向けて動き出しています。例えば田島ルーフィングでは、ウレタン系防水材を6月上旬から、アスファルト系や屋根下葺材(ルーフィング)を6月中旬〜下旬を目途に、順次新規受注を再開する予定と発表しています。
世界情勢が落ち着いても「塗装費用はすぐに下がらない」?
「中東情勢が解決に向かうなら、外壁塗装の値上がりも収まって、工事を待てば安くなるのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、現在の見通しとしては、すぐに価格が下落する可能性は低いと考えられています。
- 価格反映へのタイムラグ: 原油価格が下がったとしても、それが国内の原材料(ナフサ)価格に反映され、さらに私たちが使う塗料やシーリング材の製品価格として値下がりするまでには、数ヶ月から半年以上の時間がかかります。
- 建設コスト全体の高止まり:現在の物価高に加え、人手不足による労務単価の上昇(直近5年で約28%増)や、職人の働き方改革に伴うコストも重なっています。そのため、建材価格が落ち着いたとしても、工事費全体としては今後も現在の価格帯が維持、あるいは緩やかに上昇していくと予測されています。
4. いばらき塗装テックの取り組みと、お客様へのお願い
このような不安定な市場環境ではありますが、地域密着の塗装店として、お客様に不利益やご不安が生じないよう、私たちは以下の対応を徹底してまいります。
- 最新情報の透明化:各メーカーの受注状況やシーリング材不足の最新情報をいち早くキャッチし、お客様へお伝えできるよう努めます。
- 確実な工期管理によるご負担軽減:一部の資材で納期遅延が発生する可能性を見越し、商談の段階で「確実に材料を確保できてから足場を組む」というスケジュールをご提案します。足場が架かったまま工事が止まるといった、お客様への負担は一切おかけいたしません。
- 自社在庫の活用と最適なプラン提案:5月末までの旧価格維持期間は終了いたしましたが、6月以降のご契約分につきましても、社内全体の企業努力や確保している在庫の活用によって、できる限りお客様のご予算に寄り添った最適なプランを一緒に考えさせていただきます。

さいごに 焦らず、まずは現在の状況を知るところから
世界情勢は「和平」へと動き出しましたが、住宅資材への影響が完全に落ち着くまでには、まだしばらく時間がかかりそうです。
現在は「世界情勢によって、これまでの常識が通用しづらくなっている時期」であると言えます。そのため、「費用が上がっているなら、今は時期が悪いのかな?」と不安に思われるのは当然のことだと思います。
私たちは、お客様に契約を急がせるようなことはいたしません。資格を持った専門スタッフをはじめ、社内全体で最新の市場価格や資材の流通状況を把握しておりますので、それらを正直にお伝えした上で、お客様のマイホームにとって「一番お得で最適なタイミング」を一緒に考えさせていただきます。
現在、お客様が少しでもお得に工事ができるようなキャンペーンを開催中ですので、塗装工事を検討中の方はキャンペーンページも併せてご覧ください。
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水戸中央ショールーム
国道6号線方面からお越しの方
【県自動車学校前】交差点を平須町方面へお進みいただきますと、店舗が左側に見えてまいります。
県道50号(旧国道6号)線方面からお越しの方
【平須十文字】交差点を茨城県自動車学校水戸校様・国道6号方面へお進みいただきますと、店舗が右側に見えてまいります。
日立大みかショールーム
国道6号線方面からお越しの方
【大みか6丁目】交差点を日立港方面へお進みいただき、常磐線を越えますと店舗が正面に見えてまいります。
国道245線方面からお越しの方
【日立港入口】交差点(セブンイレブン日立港前店様が目印)を、大甕駅・国道6号方面にお進みいただきますと店舗が左側に見えてまいります。





