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水戸市で屋根カバー工法を検討中の方必見!施工事例やメリットもご紹介
2024.11.20
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屋根リフォーム

屋根カバー工法とは、既存の屋根を撤去せず、新しい屋根材をかぶせる工法のことです。

また既存の屋根を撤去する場合は屋根葺き替え工事と言います。
葺き替え工事は既存の屋根を廃棄することとなるため、比較的費用がかかります。
屋根カバ-工事は、耐久だけでなく、防水性も大幅に向上させることができるため、人気の施工方法です。
そこで屋根リフォームを行う際に、お客様から「塗装なのか?屋根カバーなのか?どちらがいいのか」というご相談をよく受けます。
今回のブログ記事では、そのような疑問に答えるために
- 屋根カバー工法の特徴
- メリット・デメリット
- 費用の目安と工期
- 実際の施工事例(写真付き)
これらをご紹介します!
ぜひ屋根カバー工事について検討中の方だけでなく、気になっている方も、ぜひご覧ください。
2. 屋根カバー工法とは?
「屋根カバー工法」は、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる工法のことで、
住まいを守る性能を高めることができるリフォーム方法です。

葺き替え工事のように既存の屋根を撤去する必要がないため、廃材の処分費や比較的工期を抑えられるのが大きな特徴です。
また、カバー工法に使用する屋根材は軽量な金属製が多いため、耐震面での負担を軽減できます。
既存の屋根を「下地」として活かし、その上に新しい屋根を被せることで、二重の防水層ができることから、雨漏りにも強くなります。
見た目も綺麗になるため、外観の印象を大きく変えることもできます。
3. 屋根カバー工法を検討すべき症状は?
屋根のリフォームを行う際に、「塗装で十分?」「それともカバー工事が必要?」という点を見極めることが重要となります。
特に次のような症状が見られる場合は、塗装では効果が長続きすることが難しいです。
今からご紹介する劣化症状がある場合には、屋根カバー工事を検討すべきサインですので、ぜひご確認ください。
✔屋根材のひび割れ・欠け
小さなひび割れ・欠けは塗装で隠せる場合もありますが、割れが複数箇所に広がっていると下地まで雨水が入り込む可能性があります。
その場合は、屋根塗装を行っても短期間で劣化が進んでしまいます。
✔コケ・カビの大量発生

屋根全体にコケやカビが広がっている→防水機能が失われている証拠です。
高圧洗浄や塗装では表面を綺麗にできますが、根本的な耐久性を改善することは難しいです。
✔ノンアスベストスレートの劣化
2000年代以降に多く使われたノンアスベストスレートは、比較的強度が低く塗装が剥がれやすい可能性があります。
この場合は塗装工事よりも、屋根カバー工事の方が適しています。
✔雨漏りや下地の弱り
室内に雨染みが出ている場合・下地の腐食が進んでいる場合、塗装では改善することが難しいです。
屋根全体を覆う屋根カバー工事を検討した方が、何十年先もお住まいで安心して過ごすためにはおすすめいたします。
✔築20年以上の屋根
長年の紫外線・風雨で劣化が進んだ屋根は、見た目に問題がなくても内部の防水層が弱っている傾向があります。
屋根の寿命を延ばすためには、早めにカバー工事を検討するのがおすすめです。
4. 施工事例 使用する屋根材と特徴
今回ご紹介する施工事例では、「ヒランビー220(稲垣商事)ブライトレッド色」を使用しました。

- 塗膜保証:15年
- 穴あき保証:25年
- 期待耐久年数:約35年

ガルバリウム鋼板を使用しており、軽量屋根材なことからも、耐震性も安心です。
5. 屋根カバー工事の施工工程の流れ
材料搬入
まず屋根材・資材の搬入を行います。
弊社では搬入した際の写真を記録として残し、最後にお客様に報告書にて提出しております。
ルーフィングシート張り
防水下地となるルーフィングシートを張る工程です。

今回は粘着ルーフィングではなく改質アスファルトルーフィングを使用しました。
ご予算や耐久年数に応じてルーフィングシートも変更することが可能です。
屋根材本体の葺き上げ
屋根葺きの際は軒先から施工していきます。


棟部分の下地施工
棟(屋根の頂点部分)の下地を作っていきます。

換気棟の取付け
こちらのお家は換気棟でしたのでこのように換気棟を取付けます。

仕上げ・完成
全体の葺き上げが終わった後、棟の仕上げ等を行って完成です。

6. 屋根カバー工法のメリット・デメリット
屋根カバー工法には、塗装工事や葺き替え工事にはない特徴があります。
メリット・デメリットを正しく理解して、選ぶことがとても重要となります。
メリット
✔耐久性・防水性が大幅に向上
新しい屋根材を重ねるため、既存の屋根と二重構造になります。
そのため雨漏りに強い屋根になります。
✔断熱性・遮音性の改善
新旧二重の屋根材によって熱や音を遮る効果が高まります。
室内環境が快適になります。
✔廃材処理費が少なく工期も短め
葺き替えのように既存屋根を撤去しないため、廃材処理費用が抑えられます。
施工期間も1〜2週間と短縮できます。
✔美観アップ
屋根の色やデザインを一新できるため、外観全体の印象が大きく変わります。
デメリット
✔初期費用は塗装より高い
工事規模や材料にもよりますが、塗装と比べると比較的費用がかかる場合があります。
✔屋根が二重になるため重量増
軽量な金属屋根材を使うため大きな問題は少ないですが、建物の構造によっては注意が必要です。
✔施工できない場合もある
屋根の形状や既存屋根の状態によっては、カバー工法が適用できず葺き替えが必要になることもあります。
7. 塗装・葺き替えとの比較
費用はおおよそな一般的な費用となります。
| 工法 | 費用目安 | 耐用年数 | 特徴 |
| 屋根塗装 | 40〜80万円 | 約10年 | 費用は比較的安い 劣化が進んだ屋根には不向き |
| 屋根カバー工法 | 80〜150万円 | 約20〜30年 | 耐久性◎ 断熱遮音性も向上 工期短縮 |
| 屋根葺き替え | 150〜250万円 | 約30〜40年 | 既存屋根を撤去して全面交換・コスト高 |
次にご紹介するケースの場合、屋根カバー工法ではなく、葺き替えをおすすめいたします。
・既存の屋根材に雨漏りや腐食が広範囲にある場合
・屋根下地(野地板や垂木)に腐食・たわみが見られる場合
・瓦屋根など、形状的に重ね葺きできない屋根
・建物全体の耐震性が低下している場合
これらを判断するには、現地調査が必要となります。
弊社では、ドローンを使用して屋根の状態を確認し、最適な方法をご提案いたしますのでご安心ください!
お問合せはこちから→【https://mitochuo.com/contact/】
8. 工期の目安
屋根カバー工法の費用は、屋根の形状や面積・使用する材料によって異なります。
- 一般的な30坪程度の住宅で 80〜150万円前後
- 工期は 1〜2週間程度(天候により前後あり)
9. アフターケアと保証
施工後は、施工中の写真を掲載した報告書を作成してお客様へご提出いたします。
また定期的な点検やメンテナンスも行い、
「長く安心して住み続けられる屋根」をサポートいたします。

10. よくある質問(FAQ)
Q. 屋根が重くなりませんか?
A. 今回のような軽量金属屋根材なら、ほとんどの住宅で問題ありません。
Q. 工事中に雨が降っても大丈夫ですか?
A. 防水シート(ルーフィング)をしっかり施工するため、ご安心ください。
Q. 見積もりは無料ですか?
A. 現地調査・お見積もりを無料で行っています。
ぜひお気軽にお問合せ下さい。【https://mitochuo.com/contact/】
Q.雨漏りしていてもカバーができますか?
A.屋根下地の劣化範囲によって異なります。
原因のある箇所を補修してから行うというケースもございます。
Q.カバー工法の重さで家が傷みませんか?
A.使用する屋根材は軽量なため、既存の屋根に大きな負担がかかってしまうことはありません。
11. まとめ
屋根カバー工法は、塗装では対応できない劣化を根本から解決できるリフォーム工法です。
費用は塗装よりもかかってしまいますが、寿命の延長や住まいの快適性アップを考えると、長期的にはコストパフォーマンスに優れています。
弊社では水戸市・ひたちなか市・日立市を中心に多数の施工実績があり、無料診断・見積もりを承っております。
「屋根は塗装で大丈夫?カバー工法が必要?」と迷っている方は、ぜひ一度ご相談ください。
お問合せはこちから→【https://mitochuo.com/contact/】
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創業96年のKPCグループ(郡山塗装グループ)の㈱いばらき塗装テック|プロタイムズ水戸中央店|日立店(大みかショールーム)は、茨城県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームなどお家リフォームにかかわることは全て対応しております。もしご相談やお困りごとなどございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
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