スタッフブログ

水戸市、茨城郡、日立市、東海村、ひたちなか市、那珂市、笠間市にお住まいの皆様、こんにちは。

プロタイムズ水戸中央店(株式会社いばらき塗装テック)です。 

 

外壁は毎日、紫外線や雨風、気温の変化などの影響を受け続けており、見た目にはわかりにくくても少しずつ劣化が進行しています。小さなひび割れや塗膜の剥がれを放置すると、雨水が内部に浸入して木材の腐食やカビの発生を招き、結果的に建物全体の耐久性を低下させてしまいます。


これを防ぐためには、定期的な点検と適切なメンテナンスが欠かせません。

この記事では、外壁の劣化サインを見極めるポイントや、劣化の程度に合わせたメンテナンス方法実施に最適な時期、さらに信頼できる塗装会社の選び方について詳しく解説します。

 

大切な住まいを長持ちさせるための参考にしてください。

外壁メンテナンスが必要な理由と放置のリスク

外壁は紫外線や雨風にさらされ、年月とともに確実に劣化します。「まだ大丈夫」と放置すると、チョーキングやひび割れが進行し、雨水の浸入によって内部腐食や修繕費の高騰を招くことも。

 

ここでは、外壁材ごとの寿命や劣化サインについて詳しく解説します。

外壁材にも寿命がある|サイディング・モルタルの特徴と耐用年数

住まいを守る外壁にも、きちんと寿命があります。代表的な「サイディング(窯業系)」と「モルタル」は、それぞれ構造や特徴が異なり、メンテナンス時期も変わります。


素材の違いを理解して、あなたの家に合ったお手入れを行ないましょう。

外壁材
特徴
耐用年数(目安)
サイディング
(窯業系)
● セメント質原料と繊維質原料を板状に成形した外壁材。建物にボードを張り付けて施工する
● デザイン性が高く施工も比較的簡単
● 継ぎ目のシーリング劣化に注意
30~40年
モルタル
● セメントと砂を現場で練り、職人が手作業で外壁に塗り重ねて仕上げる
● 重厚感があるが、ひび割れや雨水の浸入に注意が必要
10~15年

外壁材によって、必要なメンテナンス方法は大きく変わります。


サイディングは軽量で施工しやすく、デザインの自由度が高いため、現在最も多く使われている外壁材です。窯業系・金属系などの種類があり、定期的なシーリング補修と塗装で長持ちさせることができます。

 

一方、モルタルは左官仕上げによる高級感が魅力ですが、クラック(ひび割れ)やチョーキング(白い粉状化)などの劣化を放置すると、雨水の浸入を招くおそれがあります。

 

外壁の寿命を延ばすには、こうした劣化サインを見逃さず、早めに塗装や補修を行なうことが大切です。適切な時期にメンテナンスを行なえば、美観と耐久性を長く保ち、住まいの価値を守ることができます。

チョーキング・ひび割れ・コケ…放置できない劣化サインとは

チョーキングやひび割れ、コケなどは外壁劣化の代表的な症状です。

ここでは、放置できない劣化サインについてまとめました。

劣化サイン
状態
チョーキング
チョーキング
手で触ると白い粉がつく現象
ひび割れ(クラック)
ひび割れ
モルタルやサイディングの表面にできる細い亀裂
シーリング割れ
コーキング割れ
継ぎ目のシーリングが硬化・剥離
汚れ・カビ・コケ
汚れ・カビ・コケ
外壁表面に黒ずみや緑藻が発生
塗膜※の剥がれ
※とまく:塗料が乾いて固まった膜のこと
塗膜の剥がれ
塗装が浮いたり剥離する状態

これらの劣化サインは、外壁塗装の防水性能が低下してきたことを示す重要な目安です。

 

ひび割れや塗膜の剥がれは防水性が大きく低下した状態です。 雨水が外壁内部に浸入しやすくなり、防水シートや木部の腐食、断熱材の性能低下、さらには雨漏りへとつながる恐れがあります。

 

一方、チョーキングやコーキング割れは初期劣化のサインですが、そのまま放置すると外壁材が水分を吸収しやすくなり、より深刻な劣化へと進行します。初期段階でも早めの点検と適切なメンテナンスが重要です

 

また、外壁の汚れやカビ・コケの付着も、見た目だけでなく外壁表面を傷める要因となるため、状況に応じて洗浄や再塗装を検討することが必要です。

外壁劣化を放置するとどうなる? 内部腐食と修繕費が高くなるリスク

外壁の劣化を放置すると、防水機能が低下した部分から雨水が内部に浸入し、外壁材や下地が徐々に傷み始めます。進行すると、防水シートの劣化や木材の腐食、カビの発生など、建物内部へ被害が及ぶリスクが高まります。

 

さらに、下地まで損傷が広がると塗装だけでは修復できず、外壁材の張り替えや大規模な補修が必要となり、修繕費が数十万円から数百万円に及ぶこともあります。また、外観の劣化が目立つと建物の印象が悪くなり、資産価値の低下にもつながります。


小さな劣化サインを見逃さず、早めに点検とメンテナンスを行なうことが、建物を長持ちさせ、費用を抑える最善の対策です。

外壁メンテナンスの種類と目的を理解する

外壁の劣化状況に応じて、最適なメンテナンス方法は異なります。

塗装・部分補修・張り替えなどの特徴と目的を理解し、外壁の状態に合った最適なメンテナンス方法を選びましょう。

外壁の状態に合わせて選ぶ4つのメンテナンス方法

外壁の劣化状況に応じて必要となるメンテナンス方法は、大きく4つに分けられます。

軽度な汚れの除去から、本格的な補修、外壁材そのものの交換まで、必要な内容は劣化の進み具合によって大きく異なります。

 

① 軽度の対処

高圧洗浄(下地処理)
汚れ・カビ・コケなどを水圧で洗い落とし、外壁を清潔な状態に戻すための作業です。外壁塗装や補修前の下地処理としても必ず行なわれます。
費用相場(30坪目安): 約3万〜5万円
目的: 汚れの除去、塗装前の下地の最適化
タイミング: 軽度の汚れ/塗膜の劣化が軽い場合

② 部分補修

シーリング補修(打ち替え)
サイディング外壁の目地に使用されるシーリング材(ゴム状の防水材)を新しいものに交換する工事です。ひび割れ・剥離・隙間を放置すると雨水が入りやすくなるため、早期の補修が重要です。
費用相場(30坪目安): 約15万〜40万円
耐用年数: 約10年前後
目的: 目地からの雨水浸入防止、外壁材の反り防止

③ 標準的メンテナンス

 外壁塗装 
劣化した塗膜を塗り直し、防水性と美観を回復させる最も一般的なメンテナンスです。外壁を長持ちさせるための基本的な工事で、多くの住宅が約10年前後で必要になります。
費用相場(30~40坪目安): 約100万〜170万円
耐用年数: 約10〜15年
目的: 防水性の回復、外観リフレッシュ、紫外線や雨風からの保護

④ 重度のメンテナンス

重ね張り(カバー工法)
既存の外壁を撤去せず、その上から新しい外壁材を重ねて施工する方法です。断熱性・遮音性の向上も期待でき、外壁の印象を大きく変えられます。
費用相場(30坪目安): 約130万〜220万円
耐用年数: 約30年前後
目的: 外壁材の劣化が進行した場合の補修/機能向上
張り替え
既存の外壁材を撤去し、新しい外壁材へ交換する根本的な工事方法です。下地の腐食や大きなひび割れなど、深刻な劣化がある場合に行なわれます。
費用相場(30坪目安): 約150万〜300万円
耐用年数: 約30〜40年
目的: 外壁と下地の全面的な更新、構造上の問題解決

外壁は年数とともに必ず劣化が進みますが、適切な方法を選ぶことで、修繕費を抑えながら建物の寿命を大きく延ばすことができます。劣化段階に合ったメンテナンスを選ぶことが重要です。

誤ったメンテナンスが再施工を招くのは、なぜ?

誤ったメンテナンスを行なうと、施工後まもなく再施工が必要になる場合があります。その多くは、施工前の判断ミスや下地処理の不足など、基本工程の見落としが原因です。


次のようなケースが代表的です。

下地処理の不足(古い塗膜や汚れを十分に除去していない)
劣化したシーリングを放置
外壁材に合わない塗料の使用
温度・湿度など施工環境の不備

下地処理を十分に行なわずに塗装すると、塗膜が正しく密着せず、1〜2年で剥がれや浮きが発生します。また、劣化したシーリングを打ち替えずに塗装すると、隙間から雨水が浸入し、内部の木材が腐食したり、雨漏りが発生したりします。さらに、外壁材の種類に合わない塗料を使ったり、気温や湿度を無視して施工したりすると、耐久性が著しく低下します。

 

正しい工程と材料を守ることが、住まいを長持ちさせるための基本です。誤ったメンテナンスは結果的に修繕費を大きく増やすため、信頼できる塗装会社に相談し、適切な診断と施工を受けることが大切です。

外壁メンテナンスを行なう最適な時期と判断基準

外壁のメンテナンスは「築年数」だけでなく、劣化サインで判断することが大切です。

水戸市の気候は外壁の傷みを早めるため、定期的な点検と専門家による診断で最適なタイミングを見極めましょう。

築10年前後が要注意! 経過年数と劣化傾向の関係

築10年前後を迎える頃は、外壁の劣化が目に見えて進行し始める要注意の時期です。


新築から約5年間は、塗膜の防水性が保たれていますが、紫外線や雨風の影響で少しずつ性能が低下します。築7〜10年ほどになると、外壁表面の色あせやチョーキング現象、シーリングのひび割れや剥がれが発生しやすくなり、防水機能が低下します。この状態を放置すると、雨水が内部に浸入し、木材の腐食やカビ、断熱材の劣化などを引き起こす原因となります。

 

また、塗料の種類によっては10年前後が耐用年数の目安とされています。そのため、築10年前後になったら一度、専門の塗装会社に点検を依頼し、劣化の状況に応じてメンテナンスを検討することをおすすめします。

水戸市特有の気候が外壁を早く傷める理由

水戸市は太平洋に面した温暖湿潤な地域で、湿度が高く昼夜の気温差も大きいという気候特性があります。特に梅雨から夏にかけては高温多湿で、外壁にカビ・コケ・藻が発生しやすく、塗膜の劣化を早める要因となります。

 

さらに冬は寒暖差や夜露・霜により、塗膜のひび割れや剥がれが起きやすい環境です。気候に合った塗料選びと定期的なメンテナンスが、外壁を長持ちさせるカギとなります。

今すぐできるセルフチェック方法

外壁の劣化は気づかないうちに進行します。日常的にセルフチェックを行なうことで、早期発見・早期補修が可能になり、大規模修繕を防ぐことができます。

 

以下のポイントを確認してみましょう。

〈 外壁劣化のセルフチェック表

☑︎欄
チェック項目
みられる症状
ツヤの低下・色あせ
光沢がなくなり、外壁の色がくすんで見える。塗膜の防水機能が低下している可能性あり。
チョーキング(白い粉)
手で触ると白い粉が付着。塗料の劣化が進み、防水性が失われているサイン。
ひび割れ・クラック
細い線状のひびやモルタルの割れ。放置すると雨水浸入や内部腐食を引き起こす。
コーキングの割れ・剥離
サイディングの継ぎ目にすき間や剥がれが発生。雨漏りや断熱低下の原因になる。
藻・カビ・コケの発生
外壁表面に黒ずみや緑色の汚れ。水分が滞留し、塗膜や素材が劣化している。

 

外壁の劣化は、ツヤの低下や色あせから始まり、チョーキングやひび割れなどの明確なサインへと進行します。特に、コーキングの割れや剥がれは内部への雨水浸入を招く危険があり、早期の打ち替えが必要です。

 

藻やカビ、コケの発生は防水性の低下を示すため、洗浄や再塗装での対処が効果的です。築10年前後の住宅では、これらの症状が現れやすいため、年に一度はセルフチェックを行ない、異常があれば専門会社の点検を受けましょう

信頼できる施工会社を選ぶ3つの基準とプロタイムズ水戸中央店の強み

外壁を長持ちさせるためには、状態に合わせたメンテナンスを適切な時期に行なうことが重要です。 ただし、その判断や施工には専門的な知識と技術が求められるため、どの会社に依頼するかが大きなポイントになります。

優良な会社を見極める3つの基準

外壁工事は費用も大きく、仕上がりによって住まいの寿命が左右されます。信頼できる会社を選ぶためには、見た目や価格だけでなく、「診断力」「施工品質」「保証体制」の3つを基準に見極めることが重要です。

診断力(劣化原因を正確に見極める力)
施工品質(職人の技量と工程管理)
保証体制(工事後フォローの実効性)

優良な会社は、まず「診断力」が高く、1時間ほどの丁寧な現地調査を行ない、写真付き診断書で劣化の根拠や補修計画を提示します。次に「施工品質」が高い会社は、塗料の乾燥時間を守った工程表を提示し、使用材料や塗布回数を明確に説明できます。また「保証体制」が整った会社は、定期点検などのアフターフォローを約束します。

 

これら3点を満たす会社こそ、安心してまかせられる優良会社です。

プロタイムズ水戸中央店の4つの強み

プロタイムズ水戸中央店(株式会社いばらき塗装テック)は、水戸市で多くの実績を誇る外壁塗装専門会社です外装劣化診断士などの専門資格を持つスタッフと、自社職人による確かな施工品質で、地域の皆様から信頼をいただいています。

「外装劣化診断士」による詳細な診断

外壁の状態を正しく見極めるため、当店では専門資格を持つ「外装劣化診断士」が50項目以上のチェックを行なう詳細な診断を実施しています

 

診断結果は写真付きの報告書としてまとめ、現在の状態や劣化の原因、必要なメンテナンス内容をわかりやすくご説明します。根拠に基づいた提案を行なうことで、「どの工事が必要か」が明確になり、安心してメンテナンス計画を立てられます。

自社職人による高品質施工と管理体制

当店の工事は、経験豊富な自社職人が一貫して担当し、品質基準に沿った丁寧な施工を徹底しています。


まず、塗料本来の性能を発揮させるために不可欠な「基準塗布量」を厳守し、使用した塗料缶の数は写真付きでご提出します。また、下塗りから上塗りまでの「塗り重ね乾燥時間」もメーカー仕様に基づき管理し、塗膜が適切に形成されるよう細かくチェックしています。工事中は専用の施工管理システムで進行状況や作業写真を一元管理し、品質と工程を「見える化」することで、安心しておまかせいただける体制を整えています。

長持ちする高性能塗料(アステックペイント)を採用

当店が採用する「アステックペイント」の塗料は耐候性・防汚性に優れ、美観と防水性を長期間維持します。特に、プラチナリファインシリーズ超耐候性・超低汚染性・高い遮熱性を兼ね備え、長寿命が期待できます。美しさを長期間保ちたい方におすすめです。

地域密着の豊富な施工実績と信頼

当店は水戸市を中心に数多くの施工実績を重ね、地域密着ならではの迅速な対応が可能です。

ここでは水戸市のO様邸の施工実績を紹介します。

O様邸では、超低汚染性、防カビ・防藻制、遮熱性を備えた塗料を使用しました。期待耐用年数は16~19年です。

 

詳細はこちらをご覧ください

プロタイムズ水戸中央店(株式会社いばらき塗装テック)では、地域の気候や建物の状態ご希望の仕上がりに合わせて最適な塗料をご提案し、丁寧な施工で長く安心できる住まいづくりをお手伝いしています。

 

無料の建物診断や、費用の目安がすぐにわかる見積もりシミュレーションもご用意しています。

 

「うちの場合はどれくらいかかる?」「まずは状態だけ見てほしい」

という方も、ぜひお気軽にご利用ください。

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