• Google
• Instagram
• YouTube

水戸市、茨城郡、日立市、東海村、ひたちなか市、那珂市、笠間市にお住まいの皆様、こんにちは。

2024年秋に水戸市東野町・日立市大みか町にOPENしております、創業96年のKPCグループ【㈱いばらき塗装テック】の宮本です。

本日も塗装工事の施工不良を紹介いたします。

この間は素材自体に水分が含んで居る場合の注意事項になります。

今回は素材ではなく大気中の水分の注意事項にます。

①温度管理

■ 温度が塗装工事に与える影響

1. 塗料の硬化・乾燥反応に影響

• 多くの塗料は温度が10℃未満になると硬化反応が遅れる・止まる。
• 温度が高すぎる（例：35℃以上）と、表面だけが先に乾いて内部が未硬化のままになり、密着不良や割れの原因に。

2. 塗膜の付着性に影響

• 適正温度外では塗料と下地との密着力が低下。
• 結果として、水ぶくれ・剥離・割れ・しみ・チョーキングなどが起きやすい。

3. 水ぶくれ発生の助長

• 特に気温が高く日差しが強い日中に塗装した場合、下地の水分が急激に蒸発して塗膜を押し上げ、**水ぶくれ（ブリスター）**になる。

■ 適切な施工温度（一般的な目安）

※塗料メーカーや製品ごとに推奨温度は異なりますので、製品仕様書を必ず確認してください。

■ 温度による施工不良の例

■ 温度管理の実務対策

1. 施工前に気温・下地温度・湿度を測定
   • デジタル温湿度計、赤外線温度計を使用
2. 高温時は日陰になる時間を選ぶ
   • 特に夏場は午前中 or 夕方以降の施工を検討
3. 低温時は暖房・養生シートで対応
   • 屋内塗装ではストーブ使用や換気を適切に
4. 施工記録として残す
   • 万が一のトラブル時に温度管理記録は証拠になる

■ 注意：温度×湿度＝結露の危険

• 気温と表面温度の差が激しい朝夕は、結露により下地が濡れている可能性があります。
• 結露上に塗装すると、水ぶくれ・剥離の原因に。

②湿度管理

■ 塗装に適した湿度の基準

※湿度と温度のバランス（＝露点管理）も重要。

■ 湿度による主な施工不良

1. 水ぶくれ（ブリスター）

• 湿った下地や高湿度の環境で塗装 → 水蒸気が塗膜を押し上げ膨れる

2. 白化（かぶり）

• 湿度が高く溶剤が乾燥せず、塗膜表面に白い濁りが出る（特にシンナー使用塗料）

3. 密着不良・剥離

• 下地が結露や湿気を含んだまま塗装すると、塗膜が密着せず剥がれる

4. 乾燥不良・乾燥ムラ

• 湿度が高いと塗料が完全に硬化しにくく、仕上がりが不均一に

■ 現場での湿度管理対策

■ 湿度と露点の関係（結露リスク）

• 露点温度：空気中の水分が凝結して結露になる温度
• 表面温度が露点以下になると、見えない水分が下地に付着＝密着不良・膨れの原因になります

▼例：気温20℃／湿度80％ → 露点温度 約16.4℃

→ このとき、下地が16℃以下だと結露している可能性があるため、塗装は避けるべき

■ トラブルを防ぐには？

1. 温湿度の計測・記録を徹底（施工報告書に残す）
2. 塗料メーカーの仕様書を厳守
3. 湿度が高い日の施工は避ける or 工法を変更
4. 水ぶくれや白化が起きた場合は原因を記録して、業者の責任を明確にできる体制を作る

弊社では温湿度管理を徹底し施工不良が内容に管理してまいります。

外壁塗装・屋根塗装はいばらき塗装テックへ♪

創業96年のKPCグループ(郡山塗装グループ)の㈱いばらき塗装テック｜プロタイムズ水戸中央店｜日立店(大みかショールーム)は、茨城県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームなどお家リフォームにかかわることは全て対応しております。もしご相談やお困りごとなどございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

水戸中央ショールーム

日立大みかショールーム

Instagramでも情報発信中！

Instagramでは施工事例や会社概要、オープン準備の様子などをお伝えしようと思います。こちらも併せてチェックしてくださませ(*^^)