スタッフブログ

日立市、常陸太田市、東海村、那珂市、ひたちなか市にお住まいの皆様、こんにちは。

2024年秋に水戸市東野町・日立市大みか町にOPENした、創業96年のKPCグループ【㈱いばらき塗装テック】日立店担当の齋藤です。

最近、塗り替えのご相談で増えているのが「難付着サイディングに塗装して大丈夫ですか?」というご質問。
実はこの「難付着サイディング」、通常の塗装と同じ施工をしてしまうと、剥がれや膨れといった大きな不具合が出てしまう可能性があるのです!

今回は、この難付着サイディングについて、お客様にもわかりやすい言葉で解説しながら、塗装の際に絶対に知っておくべき注意点をまとめました。


難付着サイディングって何?

まずは「難付着サイディング」という言葉の意味から見ていきましょう。

■ 難付着サイディングとは…

外壁の表面に“汚れがつきにくいコーティング”がされたサイディング材のことです。
雨で汚れが自然に落ちる「セルフクリーニング機能」があるため、近年多くの住宅で採用されました。

ですが、このコーティングがあることで塗料がうまく密着しない=塗装が剥がれやすい外壁材でもあるのです。

難付着サイディングの代表的な種類

以下のような商品名のサイディングをお使いの方は、難付着サイディングの可能性大です。

  • 光セラ(KMEW)
  • プラチナコート(ニチハ)

お住まいの築10年前後でこうした製品を使用されている場合は、特に注意が必要です。


難付着サイディングの塗装リスク

難付着サイディングを一般的な塗装方法で施工すると、こんなトラブルが…

【よくあるトラブル事例】

  • 数年で塗膜が剥がれてしまう
  • 塗装後に膨れや浮きが発生
  • 美観を損ね、再塗装が必要に…

これは、表面のコーティング層に塗料がうまく密着しないことが原因です。


【表】通常の外壁 vs 難付着サイディングの塗装難易度

比較項目通常のサイディング難付着サイディング
表面処理の手間少ない多い(研磨・特殊下塗りが必要)
塗料の密着性高い低い(専用プライマーが必須)
施工の難易度普通高い
トラブルの可能性低い高い(誤施工で剥がれやすい)

難付着サイディングに適した塗装方法とは?

正しく塗装を行えば、難付着サイディングでも美しく・長持ちする仕上がりになります。

専用下塗り材(プライマー)の使用

難付着サイディングにおいて重要なのが、専用の高密着プライマーの使用です。
通常の下塗り材では密着力が足りず、施工不良につながります。

使用例:

  • 日本ペイント「ファインパーフェクトシーラー」
  • エスケー化研「エスケーハイブリッドシーラーEPO」
  • 関西ペイント「アレスダイナミックシーラーマイルド」
  • アステックペイント「プレミアムSSシーラープライマー

塗料選定と3回塗りの徹底

上塗りには、ラジカル制御型塗料や無機塗料など耐久性の高い塗料を選ぶのがおすすめです。

【施工の基本ステップ】

  1. 下塗り(プライマー)
  2. 中塗り
  3. 上塗り

→ 3回塗りが標準!安価な2回塗り施工は避けましょう。

まとめ:難付着サイディングはプロに任せて正解!

難付着サイディングは、一般的な塗装とは異なる専門的な対応が必要です。
DIYや経験の浅い業者に任せてしまうと、数年で塗装が剥がれてしまうリスクがあります。

【お客様に知ってほしい3つのポイント】

  1. ご自宅の外壁材が難付着タイプか確認を!
  2. 再塗装は“1回目”がとても重要
  3. 必ず“難付着対応の実績”がある業者に依頼を!

最後までご覧いただきありがとうございました。「自宅が難付着サイディングかもしれない」「塗装してもすぐ剥がれてしまった…」などのお悩みは、ぜひ「いばらき塗装テック」までお気軽にご相談ください。

外壁塗装・屋根塗装はいばらき塗装テックへ♪

創業96年のKPCグループ(郡山塗装グループ)の㈱いばらき塗装テック|プロタイムズ水戸中央店|日立店(大みかショールーム)は、茨城県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームなどお家リフォームにかかわることは全て対応しております。もしご相談やお困りごとなどございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

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