スタッフブログ
【水戸市・日立市・ひたちなか市】40年スパンでの定期塗り替えプランニング5選
2024.12.15
スタッフブログ
外壁塗装
水戸市、茨城郡、日立市、東海村、ひたちなか市、那珂市、笠間市にお住まいの皆様、こんにちは。
創業96年のKPCグループ【㈱いばらき塗装テック】の齋藤です。
40年スパンでの定期塗り替えプランニング5選
1. 塗装周期を適切に設定する(10年ごとの塗り替え)
40年間を考慮した場合、塗料の耐久性を踏まえて10年ごとに塗り替えを行う計画が現実的です。塗料や外壁素材に応じて最適なスケジュールを設定し、定期的に外観と建物の保護機能を維持します。
メリット
- 定期的な塗り替えで建物の外観と機能を保てる。
- 大きな損傷が出る前に対応できるため、修繕コストが抑えられる。
デメリット
- 10年ごとに一定の費用が発生する。
- 塗り替えのたびに生活への一時的な影響(足場設置など)がある。
2. メンテナンス計画に組み込む(塗り替えと他の修繕の同期)
塗り替えを単独で行うのではなく、屋根修理や防水工事など他の修繕作業と合わせて行うことで、足場設置費用などを削減し、メンテナンス効率を向上させます。
メリット
- 足場設置費用を抑えられるためコスト効率が良い。
- 一度に複数の修繕が完了し、建物全体の保護効果が向上する。
デメリット
- 修繕タイミングを他の工事と調整する必要があり、柔軟性が低い。
- 修繕が集中するため、一時的な費用負担が大きくなる場合がある。
3. 劣化診断を定期的に行う(5年ごとに点検)
5年ごとに建物の劣化診断を実施し、早期に問題を発見することで大規模な修繕を回避します。診断結果をもとに塗り替え時期や範囲を柔軟に調整します。
メリット
- 問題の早期発見により、大規模修繕を防ぎやすい。
- 診断結果を基に、適切な時期に計画的な修繕が可能。
デメリット
- 診断にかかる費用や時間が発生する。
- 問題が見つかると予定外の修繕が必要になる場合がある。
4. 予算計画の見直し(毎年の積立で大規模メンテナンスに備える)
10年ごとの塗り替え費用を見越し、年間で積み立てる計画を立てます。長期的な予算管理により、資金不足によるメンテナンス遅延を防ぎます。
メリット
- 突然の出費を避けられ、計画的にメンテナンスが可能。
- 緊急修繕が必要になった際にも柔軟に対応できる。
デメリット
- 長期間の資金管理が必要で、計画通りに進めるのが難しい場合がある。
- 資金不足が発生すると他の費用に影響が出る可能性がある。
5. 環境に配慮した塗料の選択(長寿命・低メンテナンス塗料の導入)
高耐久性塗料や自己洗浄機能付き塗料を選択することで、40年間のメンテナンス頻度を減らしつつ、建物の美観と耐久性を長期間保ちます。環境負荷の低減にもつながります。
メリット
- 塗り替え頻度が減り、長期的にはコスト削減につながる。
- 環境への負荷を軽減でき、持続可能性を向上。
デメリット
- 初期費用が高くなる傾向がある。
- 一部の塗料は施工条件が厳しく、専門業者の選定が重要になる。
まとめ
これらのプランニングを適切に組み合わせることで、40年間を通じて建物の美観と耐久性を維持しつつ、コストとメンテナンス効率を最適化できます。定期診断や塗料の選択を特に重視することが成功の鍵です。
ブログ執筆者
株式会社いばらき塗装テック 営業/施工管理
齋藤優衣
カラーコーディネーター