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【水戸市・日立市・ひたちなか市】モニエル瓦の特徴と劣化症状について
2025.01.03
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屋根リフォーム
水戸市、茨城郡、日立市、東海村、ひたちなか市、那珂市、笠間市にお住まいの皆様、こんにちは。
2024年秋に水戸市東野町・日立市大みか町にOPENした、創業96年のKPCグループ【㈱いばらき塗装テック】の齋藤です。
モニエル瓦は日本国内で広く使われてきた屋根材ですが、その特徴や劣化症状を正しく保つこと、適切なメンテナンスを行うことが非常に重要になってきます。この記事では、モニエル瓦の基本的な特徴と、よく見られる劣化症状について詳しくご紹介します。
1.モニエル瓦の特徴
モニエル瓦は、セメントと川砂を混ぜ合わせて作られる「乾式コンクリート瓦」と言われる、ヨーロッパ発祥のセメント瓦の1つです。この瓦は、通常の瓦とは異なり、表面に「スラリー層」というセメントの粉のようなものが吹き付けてあります。さらに、日本の年度瓦と比べて、軽量であるため、耐震性や断熱性に優れた特徴を持ちます。
以前は、スラリー層の上に塗装を行うと塗膜の剥離が起きてしまうとトラブルが相次いでおり、モニエル瓦は塗装による施工が厳しい状態でした。しかし、スラリー層を固める「水性2液型エポキシ樹脂シーラー」という下塗り材ができたため、容易に塗装することができるようになりました。
2.モニエル瓦の劣化症状
モニエル瓦の主な劣化症状は、3点ほどあります。
①屋根の色あせ
屋根は雨風や紫外線による影響を一番受けやすいため、日照時間の長い南面・西面などは色あせの症状がひどい場合があります。「着色スラリー」と言われるスラリー層が劣化することで、徐々に退色していきます。
②コケやカビの発生
モニエル瓦の色あせが進行していくにつれて、防水性能が低下していきますので、瓦自体に雨水が浸入し、水が含むことによってコケやカビが発生してしまいます。特にコケは、根から「根酸」と呼ばれる酸性の物質が発生し、モニエル瓦の主成分であるセメントがアルカリ性であるため、中和反応を起こして建材自体を脆くしてしまう恐れがあります。
③瓦のひび割れ
モニエル瓦の経年劣化やカビ・コケによる影響、台風や地震などによる影響で、建材自体が脆くなり、ひび割れが起きる可能性が増していきます。ひび割れを放置しますと、割れた箇所からさらに雨水が浸入し、瓦が欠落したり、雨漏りを引き起こす恐れがあるため注意が必要です。
3.まとめ
いかがでしょうか。今回は屋根材の1つ「モニエル瓦」についてまとめさせていただきました。屋根や外壁の劣化症状のほかにも、何かお困りのことがございましたら、ぜひいばらき塗装テックにご相談ください!!
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創業96年のKPCグループ(郡山塗装グループ)の㈱いばらき塗装テック|プロタイムズ水戸中央店|日立店(大みかショールーム)は、茨城県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームなどお家リフォームにかかわることは全て対応しております。もしご相談やお困りごとなどございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
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ブログ執筆者
株式会社いばらき塗装テック 営業/施工管理
齋藤優衣
カラーコーディネーター