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遮熱塗料って何 !?
2024.08.07
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リフォーム工事
外壁塗装
水戸市、茨城町、日立市、東海村、大洗町、ひたちなか市、那珂市、笠間市にお住まいの皆様、こんにちは。
2024年秋に水戸市東野町・日立市大みか町にOPENを予定しております、創業96年のKPCグループの㈱いばらき塗装テックの本田です。
本日は、最近人気の【 遮熱 】塗料についてご紹介したいと思います。
太陽の光はお家の劣化を促進させ、様々な悪影響をもたらします。(;゚Д゚)
太陽光に含まれる紫外線は、屋根外壁の塗装や素材に直接ダメージを与える要因です。特に「UV-B波」は塗装の色褪せやひび割れを引き起こし、素材自体を脆くすることがあります。
これにより、防水性能が低下してひび割れや剥がれ、その他様々な不具合が発生しやすくなります。
特に屋根は影響を大きく受けやすいため、劣化に強い耐性を持つ塗料が必要になってきます。
そこで、今回は太陽光の影響に対して効果を発揮する「遮熱塗料」についてご説明させていただきます。
1.遮熱塗料とは
遮熱塗料とは分かりやすく言い換えると、 建物の表面温度を上昇させるのを抑制する塗料です。
遮熱性がない通常の塗料では表面温度が大きく変わり、長い年数でみると劣化の進行具合が大きく変わってきます。
上記のイメージ図を見て分かるように、通常塗料の場合は太陽の熱を受けてしまいますが、遮熱塗料の場合では太陽光のうち特に熱の原因となる近赤外線を反射することで、室内の温度上昇を抑える塗料です。
建物は常に劣化要因にさらされております。その中で屋根は塗料の分子を破壊するエネルギーを持つ紫外線や暴雨などの箇所なため、外壁以上に劣化が進行しやすい箇所です。
だからこそ、この劣化に強い耐性を持つ遮熱塗料が最適かつお家にとって重要になってきます。
2.遮熱塗料の成分と特徴
次に、遮熱塗料の成分と実証結果についてご説明いたします。
今回はアステックペイント製の遮熱塗料の「スーパーシャネツサーモ」シリーズでご説明いたします。
アステックペイントは遮熱塗料で4年連続シェアナンバーワンを獲得しており、高遮熱性、高耐久性、変退色防止性に特化した機能性が非常に高い塗料です。
このスーパーシャネツサーモシリーズは、「チタン複合特殊無機顔料」の使用により高い遮熱効果を発揮する屋根用塗料です。
チタン複合特殊無機顔料の特徴
特徴① 高耐候性
まず耐久性を確認するため、促進耐候性試験の結果、チタン複合特殊無機顔料(黒色)を使用したスーパーシャネツサーモシリーズは、従来の遮熱顔料(黒色)を使用した場合よりも光沢保持率が高く、耐候性が優れていることが実証されております。
その中で大きな役割を担っているのが「ラジカル」と呼ばれる塗料の劣化因子を制御する顔料を使用しているため、下図のようにラジカルが制御され劣化を防ぎます。
一般塗料に含まれる顔料の主成分「酸化チタン」は、紫外線の影響を受けると「ラジカル」を発生させてしまい、この因子が拡散すると樹脂の結合が破壊され、塗膜が劣化します。
スーパーシャネツサーモシリーズは、このラジカルを制御する「ラジカル制御技術」を採用し、よりラジカルが発生しにくく、発生しても制御する成分が含まれております。
下図は従来のシリコン塗料・フッ素塗料を凌ぐ高い耐候性が結果として表れております。
遮熱に対する機能性はもちろんのこと、高耐久を実現することで高耐候、高機能性が実現できている唯一の塗料です。
特徴② 遮熱性
こちらは屋根をサーモグラフィーにて撮影した写真です。
遮熱塗料の塗装部分と未塗装部分では温度が大きく変わっているのが分かります。
実際に専用の温度計で測定すると約16℃の差が生じております。
正直2~3℃程度でしたら温度差に大きな変化は感じられませんが、この15.7℃は非常に温度差が生じており、この状態を長い期間おいたときに屋根にどれだけ負担がかかっているかイメージが湧いてくると思います。
通常屋根色として人気のある「黒系」「紺色」「緑系」など明度の低い色は近赤外線を多く吸収して温度上昇しやすいのが特徴です。
そこでチタン複合特殊顔料は通常の低い明度色に使用される明度の低い色より近赤外線を効果的に反射し温度上昇を抑えております。
特徴③ 変退色防止
一般的な遮熱顔料は下図のように有機顔料を混合して色をつくります。
屋根色の変化の多くはこの有機顔料が紫外線により破壊されることにより起こりますが、チタン複合特殊無機顔料は紫外線による影響を受けにくく、屋根色の変化が起こりにくい特徴を持っております。
以前、屋根、外壁を遮熱塗料で塗装させて頂いたお客様から「外壁塗装を行ってから家の中が涼しい!」と嬉しいお言葉を頂きました。現在、生活に掛かる費用が全て高騰しております。 メンテナンスをし、光熱費が下げられる可能性が有る【遮熱塗料】を選ぶのもすごくいい事ですね (*‘ω‘ *)
3.まとめ
遮熱塗料は各メーカーから様々な種類が販売されております。
まずは使用する遮熱塗料がどのような耐候試験でデータを算出したのか、どのような成分で効果がどうなるのかをよく見極めることが大切です。
遮熱塗料は効果が優れているが、通常の塗料に比べて価格が高く、更に耐久性が上がるほどもちろん金額も上がってしまいます。
今後塗装をご検討されている場合は、どれくらいの効果が必要か、何年持たせたいのかをよく考えて自分のライフプランに合わせた塗料選びをしましょう!
遮熱塗料選びに困ったときは、弊社でもお問合せ、ご相談を承っておりますのでお気軽にご連絡くださいませ。
創業96年のKPCグループ(郡山塗装グループ)のプロタイムズ宇都宮 鶴田店は、栃木県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームまで、お家のことでしたら何でもお問い合わせ下さい。
創業96年のKPCグループ(郡山塗装グループ)の㈱いばらき塗装テック|プロタイムズ水戸中央店|日立店(大みかショールーム)は、茨城県内全域で地域密着の外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームなどお家リフォームにかかわることは全て対応しております。もしご相談やお困りごとなどございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
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